axel69さんからの質問:
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今日本では、いわゆる「萌え」なアニメ、マンガがマニアから一般層に広がりつつあります(というかそれ狙いのタイトルが目に付く機会が増えていると言ったほうが正しいでしょうか)。
また、鵜呑みにするかどうかはともかく、昨年には「萌え」市場は800億円なんていうレポートもありました。
USでは「萌え」というのはウケるのでしょうか?気になっています。
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お答えいたしますと、こちらでは今のところはっきりとした「萌え」現象は見られません。
なぜか?「萌え」はアニメやマンガのサブカテゴリーになるからです。アニメやマンガ自体が米国ではサブカルチャーとして認知されているため、さらにそのサブカテゴリーともなると、かなりの隙間(ニッチ)市場となります。
(昨年あたりから取り沙汰されているアメリカでの「少女マンガ人気」ですが、現状としてはこちらもかなりニッチな展開で、こうした事実が少なからず歪曲されて日米で報道されていると思います。)
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また「萌え」とは一体何を指すのか?その定義や概念さえも(日本もそうですが)こちらでは定かではありません。
もしある一定のキャラクター(あるいは属性)に対する偏愛を意味するのであれば、あると言えばある、というなんともハッキリしない答えになってしまいます。(これについては後ほど述べます。)。
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どちらかというとこちらでかなり浸透した「otaku」という言葉がアニメ・マンガファンを指し、さらに「moe」というとかわいい女の子が多数登場する、いわゆる美少女系を指すと考えられます。
フェティッシュなイメージからヘタをすると「Hentai」と同義語に見なされかねません。
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ここで一言:
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「萌え」って英語にすると何なんでしょう?文字通りの翻訳だと"budding"、つまり芽吹くになるんですが、これだと意味が通じません。Crush(ぞっこん)、fetish(フェチ)、infatuation(夢中)が一番近いでしょうか?
萌えはもうmoeとしか訳せないですね…「XXちゃん萌え〜」はI have a moe on XX-chan.になるのかな?ああ、書いててムズい。(笑)これはこちらでよくいうI have a crush on [someone].と同じですね。
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こころのつぶやき1:
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このいわゆる「萌え」市場ですが、どういう定義と範囲で計上しているのか不思議ですよね。私的にはサンリオの「ハローキティ」に代表されるような「カワイイ」市場規模を測るのと同じだと思います。
かわいい女の子が出ているものはすべて、で見ていくと際限なさそうな気がするのです。
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そこでこれはちょっと私の守備範囲を越えていると思い、自他共に認める知り合いの萌えオタにも聞いてみました:
(ちなみに前回のガンオタとは別人です。笑)
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Moeが何を指すのかにもよると思うよ。アメリカのファンダムでもそれについてはかなり議論されてるし、誤解もたくさん生じてる。
こないだのさかもと未明氏の(週刊文春)発言*で火がついた論争でもそうだったけど、「萌え」が何を現し、またそれぞれの側面を果たして良しとすべきか否か、については様々な意見が見られる。多くの人がメイド喫茶やエロゲーのようなものを見て引いちゃってる一方で、また多くの人がこれらがアメリカに輸入されることを心待ちにしている。
僕が思うに、よくできた「萌え」作品はアニメファンに受け入れられてヒットする可能性もあるけど、それが一般層に広まるのは相当困難だと思うな。。
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*さかもと未明氏の“発言”を報じるAnime News Network記事:
http://www.animenewsnetwork.com/article.php?id=8870
ここには160以上ものコメントが寄せられています。
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以上のようなことから、結論として:
もちろん、ある一定層のファンには「萌え」受け入れられるでしょう。ですが、そうでなくてもサブカルチャーであるアニメ・マンガ市場ですから、それがマスマーケットに対してアピールできるとは考えられません。
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| では実際にウケている萌え作品は何なのか? その2に続く |