少女マンガでは現在「フルーツバスケット」(Tokyopop刊)が人気で、単行本の売上がとっても好調です。同作は憑かれた動物に変身してしまう体質を持った一族と、居候することになった主人公との交流のお話。
果たして十二支とはまったく馴染みのないアメリカ人が、楽しめるのだろうか?と思われるかもしれませんが、コメディとして受け入れられているようです。(コメディ要素だけではなく、シリアスな展開やドラマ部分も人気の理由でしょうが。)
もちろん、少女マンガのセオリーどおり、恋愛も絡んできますから、今、一番アメリカで売れている少女マンガはラブコメ、ということになります。
|
実際、4月に日本帰省中に録画した「NANA」と「桜蘭高校ホスト部」それぞれの第1話を持ち帰り、仕事仲間に見せたところ、ホスト部は大変好評でした。
NANAは逆にあまりウケがよくなくて…というのも日本で録画したものなので、当然、英語字幕などついておらず、ネイティブには少々キツイ、というのが原因かと思われます。Aパートは東京に向かう新幹線の中で2人のナナが会話するだけの展開。
後で感想を聞いてみると、「NANAはフツーにSoap Opera(メロドラマ)してるだけ。」とドライな反応。(めずらしいのか、合間に流れるCMなんかは「面白い!」とメチャクチャ反応しとるのに…)とは言え、少なくとも実写の映画よりは受け入れやすいようです。
|
ホスト部は「あのところどころに出て来た日本語って何?」と聞かれました。(あれはキャラ紹介とツッコミだよ、と説明。)そうしたギャグ演出的なところも素直に楽しめたようです。
補足として、少女革命ウテナのスタッフもメインで入っているよ、というと「なーるほどー」と納得してました。(ウテナのアニメはこちらでコアなファンが多くいます。
あの独特な世界観と演出方法は高く評価されています。) 要は、日本語がわからなくても動きなどを見て、飽きなければそれでOKなのかもしれません。
|
皆さんは、なぜファンサブ(fansub:ファンが自分たちで翻訳し、字幕スーパーをつけたもの)を見せなかったの?と思われるかもしれません。理由は簡単、合法的で気兼ねなく皆で鑑賞するため。(言うまでもなく、ファンサブは違法行為です。)
ネイティブに字幕なしを見せるなんて、作品にとって不公平じゃない?と思われるかもしれませんが…でも観た人たちは皆、この2作品の原作マンガの英語版を既に読んでいますから、あらすじはわかってるんです。
今回、字幕をひたすら目で追うのではなく、あくまでアニメーションとしての魅力がどちらにあるのかを観てもらいたかった、というのもあります。そこで、あえて直接日本から持ってきたものにしました。
|
クオリティに関しては、意見が2分しました。NANAもクオリティは原作に近くてよい、という意見と、ホスト部の方がよく動いていてよい、という意見と。作風がまったく違うので、ここでクオリティ云々を語るのはちょっと違うような気もしますが…
「NANAは原作に忠実に作っているし、ホスト部は原作のアダプテーション(翻案)だから」と説明しました。同じマンガ原作でも、作り方には様々あるのだ、と。
|
ともあれ、2作品とも2話以降も観たい、と言ってくれています。また集まって鑑賞会を開きますか…第一話は、ホスト部に軍配があがったわけですが。次は獣王星(SF少女マンガ)の第一話も見せてみようかしらん。 |
| --------------------- |
とまあ、こんな具合にゆるゆると語っていこうかと思います。
|
次回から、ぼちぼち質問に答え始めたいと思いますので、
|
和製アニメ・マンガ海外事情に関する質問を大募集しちゃいます。
|
(質問するには、「質問箱」と書かれたボタンをポチッとな、してください。)
|
 |
皆さん、お気軽にいろいろと聞いてみてくださいね!
|
| ではまた次回。 |
| Ciao, |
| Romy |
| END |