ども、ロミです。ご無沙汰してしまいました。更新が遅れがちで申し訳ありません。
まずお礼から。
@シアトル先生が「同人・アニメ・萌えを斬る!」コラムでパブリックドメインについてご解説くださいました!
さすがは法律のプロ、わかりやすくなおかつためになる内容でした。ありがとうございました。 m(_ _)m
さてさて、それでは質問に進みましょう。
るしおさんからの質問:
英語版wikipediaを見てみると子安武人や林原めぐみのような美形キャラを演じる声優はかなり書き込まれていますが、千葉繁のような人気はあっても3枚目キャラを演じることが多い声優はたいして書き込まれていません。
子安武人や石田彰などは外国人が聞いてもイケメン声として捉えられているのでしょうか?
それとも演じるキャラが美形だから声も何となく美形として捉えられているのでしょうか?
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日本の声優さんはアフレコスケジュールなどの都合でなかなかコンベンションに足を運ぶことが難しいようです。
それでも神谷明さんなどは積極的にアニメエキスポへ毎年いらしていますし、関智一さんがゲストとして参加した年はファンが大勢詰めかけ、パネル会場に入りきらないくらい盛況だったそうです。一昔前には考えられなかったような豪華な声優ゲストが今ではコンベンションなどに招待されるようになったのも事実です。
そうしたことから見ても、声優に対する関心度は高いといえるでしょう。
(あるいは日本サイドからも声優がゲストとして歓迎されることを知り、より積極的にプロモートすることに乗り出したのかもしれません。)
ただし、これはコアなファンに限ってのことです。そもそも一般層/ライトユーザー層はアニメを観るとき字幕を読むのが面倒、ということで吹替え版を好む傾向があり、「字幕付きじゃなきゃアニメを100%楽しんだとは言えない!」と主張するようなコアな人たちとは別に考える必要があります。
そうしたコアなファンたちが集うコンベンションなどは日本人声優の参加が喜ばれる最適の場所、とも言えるでしょう。
最近はアニメファンの男女比率もかなり近くなってきているようですが、やはり声優さんで人気が出るのは女性の方です。林原さんがもしコンベンションに来られるようなことがあれば、大変なことになるんじゃないでしょうか。自称「林原めぐみ米国ファンクラブ会員」の人が今から十年以上昔にすでにいましたが、そうした古株ファンも彼女目当てで大会に詰めかける可能性があります。
ちなみに、ですが井上喜久子さん、島本須美さん、川上とも子さん、深見梨加さん、久川綾さん、潘恵子さん、坂本千夏さん、古谷徹さん、堀川りょうさん、その他大勢の声優さんたちが過去アメリカのコンベンションにゲストとして参加されています。
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| 字幕版 vs 吹替え版 |
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こちらの声優さんたちの演技が日本に比べるといまひとつ、というのは以前述べたことがありますが、もちろんそうしたことも手伝って「字幕版の方がいい=日本の声優の演技の方が上」がファンの間でデフォルトになってしまっているような気がします。
またヘンな話、字幕版を好ましい、とする方がアニメファンとして自分の「オタク上級者度」を誇示できる、というのもあります。
参照:アメリカの声優はウマくない?
その1 http://www.animeanime.jp/100/100-8.html
その2 http://www.animeanime.jp/100/100-9.html
ここで一言:
Subs vs Dubs(字幕版 vs 吹替え版)
もうこのトピックはアニメが海を渡って以来、ずーっと行われている議論です。今では少なくなっているかもしれませんが、コンベンションなどのパネルで真面目に討論されてきたのです。
昔はDVDでなくてビデオでしたから、現地版が吹替え版であるか字幕版であるかはかなり重要な点でした。コアなファンたちは自分の好きな作品がリリースされるとなると字幕版を望むことが多かったのですが、セールス的に売れるのはやはり吹替え版。
字幕版を別につくって同時リリースされると喜ばれましたが、結果的に配給会社が2バージョン制作管理することとなり、その負担がアニメ作品のリリース数増加の妨げになっているのでは?とも言われていました。
まだファンダム(ファンコミュニティー)も規模が小さかったので、どうすればアニメが一般に普及するのか、どうすれば自分たちの支持する作品がリリースされるのか、皆熱心に意見を主張していました。このとき生まれた字幕版至上主義の名残りみたいなものが、まだファンダムにはあるのかもしれませんね。
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| 声質について |
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子安武人さんや石田彰さんなどの「イケメン声」ですが、こちらでの捉え方は少し違っているかもしれません。
例えばですが、こちらでは007のジェームズ・ボンドがおそらくキャラクター設定として「イケメン」の部類に入るかと思いますが、まあ年齢的にはオヤジになるわけで。(笑)
これが甲高い声だとボンドの魅力も半減?やはり「低音の魅力=イケメン」でしょうか。十代の若者が主人公であることの多いアニメにおいてその図式をあてはめるのには無理がありますが、こんな例もあります。
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こころのつぶやき:
Howl’s Moving Castle(ハウルの動く城)を吹替えで観たとき、ハウルの声に私は少なからず違和感を覚えました。声が妙に低くて太い、まあ言ってみれば「マッチョ」な印象だったので。
演技も悪くなかったですし、とても魅力的だったとは思うのですが、ハウルの外見が非常にソフトというかまあ言ってみれば「優男」だったので余計にそう思えたのかもしれません。
特典映像などを見ると、声優のキャスティングを行った際、やはり外見があまりにも「フェミニン(女性的)」だったので声を野太い質にする必要があった、と言っていました。
日本語版ではもちろん「イケメン」の代表格であるキムタクが声を充てたということで話題にもなりましたが、「美少年」という概念がやはりこちらでは通用しにくいことの現れのように思えてなりません。
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というわけで、残念ながらこちらでは「イケメン声」と日本の声優さんとをリンクさせて見ていることはあまりなさそうです。
(繰り返しますが、コアなファンの中にはもちろんイケメン声ファンはいると思います。)
おそらくコンベンションなどでは「自分の好きなキャラクターを演じてくれている声優さん」ということで日本の声優ゲストをファンが熱烈に歓迎してくれている、と考えた方が無難ではないでしょうか。
また、将来自分も日本の声優さんたちのように自国で声優としてやっていきたいと夢見ている人も少なからずいるかもしれません。
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| それでは、次回。 |
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Ciao,
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| Romy |
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