そうしたなかで7月4日(現地時間)、会場のメインホールで「Kill la Kill Special Event」が開催された。全体の入場料のほかに35ドルから45ドルのチケットが必要なプレミアイベントにも関わらずチケットは完売、3500人の会場は満員となり『キルラキル』に人気の高さを見せつけた。 イベントは2時間半にも及ぶ長大なものだ。日本からゲストとして訪れた脚本の中島かずきさん、キャラクターデザインのすしおさん、プロデューサーの鳥羽洋典さんらスタッフ、纏流子役の小清水亜美さん、鬼龍院皐月役の柚木涼香さんら声優陣が参加した。作品の楽しいエピソードを紹介した。
そして、目玉のひとつとなったのが、本作のオープニングテーマを担当した藍井エイルさんのスペシャルコラボライブである。およそ1時間近く、『キルラキル』のオープニングテーマ「シリウス」や挿入歌「サンビカ」を含む全9曲を歌い上げた。 この日のために必死に練習したという英語でのMCがファンの心を動かした。さらに『ソードアート・オンラインII』のオープニングテーマで8月リリースされる新曲「IGNITE」を先行披露するなど、かなり貴重なライブとなった。 最後は藍井エイルさんからの「I want to come back soon !」とのメッセージに、会場から大きな歓声が巻き起こった。米国でもその存在感をさらに高めることになりそうだ。