■ ネタのようなミッション、一同、全力でミッションクリアに向けて大奮闘!ストーリーは基本的に前回と同じ。ワクワクの夏の行事・臨海学校。期待感MAXな出発間際に数学教師の酉水司が重大発表をする。臨海学校は男女別々、その上新しい校則をこの臨海学校で試験的に導入するという。それは”学内恋愛禁止”。一同は激しく落ち込む。それでも気を取り直してバスに乗り込む。ペンションに到着し、それでも開放感に浸る生徒達であったが、彼らにミッションが下る。このミッションをクリアすれば”学内恋愛禁止”という校則がなくなるかも?ということで、一同は”大逆転”を狙ってミッションクリアに向けて奮闘する……。映像等は使わず、アナログ的マンパワーな演出。このミッションというのが曲者でなかなか奇想天外な内容だ。”これが臨海学校なのか”と思うような、なんだかネタのようなミッションのオンパレード。溺れる小学生ネタやえびネタは健在で前回観劇したファンは”あったあった”と笑いながらうなずくところ。前回に引き続きのキャストはもちろん、今回から参加の新しいキャストもなかなかハマっており、やたら楽しそうだ。オープニングから歌・ダンスで観客のテンションはアップする。生徒会長の卯都木悠人と御子柴恭介は前回に引き続き、高崎俊吾と鷲尾修斗。自信家っぽくドヤ顔でキメる高崎俊吾演じる悠人となんだかんだつっかかるも悠人とつるむ鷲尾修斗演じる恭介はなかなかいいコンビ。寅谷立夏演じる古畑恵介は今回初参加。いたずら好きキャラを可愛く演じていて全体のアクセントに。巳城タクミ演じる五十嵐啓輔は、ミステリアスな役作り。その他のキャストもファンの期待を裏切らないキャラクター作り。また、ところどころでキャラクターが”甘い愛の言葉”を囁くのだが、そこだけゆらめくスポットが当たり、エコーがかかった台詞が流れる。ここはほぼ”妄想”。キャラクターの”妄想具合”がハンパなく、観てる方はその”妄想力”に引き込まれる。最後のミッションは”はあ~!?”というぶっとび内容。所狭しとキャストが走り回り、大立ち回り。堅苦しいことはあまり考えずに笑っていれば単純に楽しい。また、全体的にパワーアップ、初演より観やすくなっている。また、マルチエンディングを採用しており、ここは”お楽しみ”ポイント。ゲームは恋愛アドベンチャーにカテゴライズされるが、アドベンチャー要素を[増強]させた舞台版。本格的な夏の前、CBGKシブゲキは夏真っ盛りである。脚本・作詞は魔劇『今日から(マ)王~魔王誕生編』等を手掛けた菅野臣太朗。『STORM LOVER ~波打ち際の王子SUMMER改!~』http://www.d3p.co.jp/stormlover/stage/2016年5月23日~5月31日CBGKシブゲキ!高崎俊吾、鷲尾修斗、古畑恵介、五十嵐啓輔、岸本卓也、石田知之、樋口夢祈、大島崚、佐伯亮、瀬戸啓太他『STORM LOVER ~波打ち際の王子SUMMER改!~』(C)VRIDGE INC. (C)D3 PUBLISHER (C)2015舞台ストームラバー製作委員会
宮崎駿の初監督作品「未来少年コナン」の舞台開幕!コナン役加藤清史郎「僕は駆けます」 舞台写真&コメント到着 2024.5.28 Tue 17:05 宮崎駿の初監督作品を原作とする舞台『未来少年コナン』が最終…