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 第8回
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2006年01月26日
コミック ][ 米国 ]
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 バンダイナムコグループと言えば、おもちゃとゲームとアニメDVDの会社のイメージが強いだろう。こうしたイメージはアメリカでも同様だが、そのバンダイナムコグループの北米会社のひとつバンダイエンタテイメントは、この4月からマンガビジネスに乗り出す。
 しかし、日本国内でマンガ雑誌などの媒体を持たない同社は、国外で売りに出せるマンガ作品を十分持っていない。そこで今回売りに出されるマンガ作品は、同社の得意分野であるアニメと連動させたアニメ原作のマンガである。

 4月に発売が予定されているのは、『サムライチャンプルー』のフィルム・マンガとコミック版『エウレカセブン』の2作品である。
 『サムライチャンプルー』は、アメリカで人気の高い『カウボーイ』の渡辺信一郎監督の作品で、やはり非常に高い人気を持っている。また、『エウレカセブン』も『カウボーイビバップ』や『鋼の錬金術師』を制作したBONESの作品として注目度が高い。
 しかし、『サムライチャンプルー』がDVD発売後のマンガ展開なのに対して、『エウレカ』は、DVD、CD、マンガの同時展開という違いがある。

 バンダイナムコがマンガ分野に進出というのは意外ではあるが、その背景には、2005年のアメリカでのアニメ関連市場の厳しい状況と市場の変化があるだろう。つまり、アニメ作品の放映料の値下がりとアニメ関連での収益のかなりの部分を占めていたDVDの販売不振により、これまでの日本アニメのビジネスモデルが難しくなっているためである。
 それとは対照的なのが、昨年急成長を遂げたアメリカのマンガ市場である。その成長ぶりは、サブカルチャービジネス全体でも大きな注目を集めている。
 マンガ市場の拡大は、アニメとマンガが商品販売において大きく連動をするという新しい現象を起こしている。これは、マンガだけでなくカードゲームやゲームソフトでも同様である。

 アメリカでのアニメビジネスは単独カテゴリーに注力するのではなく、様々なカテゴリーの商品を組み合わせ全体で儲ける仕組みに益々移行しつつある。つまり、アニメ以外の領域に大きなビジネスチャンスが生まれつつあるとも言える。
 バンダイナムコグループは既に、北米の玩具事業の中心をカードゲームに切り替えつつある。今回のマンガビジネスへの進出は、必要であれば日本では行っていないビジネスも手掛ける、アメリカにおけるバンダイナムコのビジネスの大きな変化といえそうだ。

バンダイエンタテイメント(英語) 
バンダイナムコホールディングス 

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posted by animeanime at 2006.01.26
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