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2006年04月07日
企業決算 ]
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 『機動戦士ガンダム』シリーズの高い人気を背景に、バンダイビジュアルの業績の好調が続いている。4月7日に発表されたバンダイビジュアルの2月期末の通期決算は売上高284億500万円(前年同期比10.4%増)、営業利益44億600万円(同9.3%増)、経常利益44億5300万円(同9.9%増)、当期純利益26億5100万円(同16.6%増)と好調であった。
 とりわけ売上高は過去最高、経常利益と当期純利益は6年連続過去最高を更新した。好調な業績は同社の業績予想から予想されていたが、経常利益は昨年12月20日の業績予想25億1400万円をさらに上回った。

 今期の業績はガンダムシリーズの貢献度がかなり高くなっている。ガンダムシリーズの映像パッケージ(DVD・ビデオ)の売上高は111億3200万円(前年同期比20.1%増)と、映像パッケージ全体の41.9%を占め、全体の中でも売上構成比は40.4%となっている。
 このなかにはTVシリーズの『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』や『機動戦士Zガンダム‐星を継ぐ者‐』、『機動戦士ガンダム‐恋人たち‐』、『機動戦士ガンダム0083 5.1ch DVD-BOX』などが含まれる。バンダイビジュアルは、『ガンダムSEED DESTINY』などの大型作品が予想以上のヒットとなったとして評価している。
 また、ライセンス部門でも『機動戦士Zガンダム‐星を継ぐ者‐』の劇場配分収入が大きく貢献した。

 映像パッケージソフト事業全体では、ガンダム以外に『スチームボーイ』、『ああっ女神さまっ』、『舞―HiME』が好調であった。また、やはり好調であったレンタル用DVDビデオの売上高66億300万円と合わせて、映像パッケージソフト事業は前年同期比13.5%増の265億4900万円の売上高をあげた。
 ライツ事業は『星を継ぐ者』のほか『誰も知らない』が好調であった。しかし、実写映画で昨年の『座頭市』並みの大型作品がなく、北米を中心とした海外事業も不振だった。このため当初予想を上回ったが、前期比で24.8%マイナスの6億4700万円にとどまった。

 バンダイビジュアルは平成19年2月期の業績予想を、売上高285億円(前年同期比0.3%増)、経常利益45億円(同1.1%増)と18年2月期からほぼ横ばいを見込んでいる。これは、本年の好調な業績がガンダムシリーズの一部作品に支えられた面が強いことに理由があるだろう。
 現在は好調な同社の業績だが、ガンダムへの過度な依存は事業上リスクと考えられる。来期は、こうした事業リスクを避けるために打ち出している音楽事業の強化、ネット関連事業など新規事業の育成の成否が問われることになるだろう。

バンダイビジュアル  

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posted by animeanime at 2006.04.07
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