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大手広告代理店の電通と総合商社の三菱商事はアニメに関連する幅広い事業で、両社が提携すると発表した。提携にはアニメ作品の共同製作のためのコンテンツファンド設立や国内外でのアニメ作品の販売・ライツマネジメントでの連携が含まれている。
両社によれば、今回の提携はアニメ作品の製作に強みを持つ電通とキッズ向けのアニメと海外展開に強みをもつ三菱商事が連携することで、全世界でアニメの製作から販売まで一貫した事業を行なうことが出来るという。
また、両社は今回の提携で、インターネットやモバイルといったニューメディアでの展開も視野に入れている。今後も、様々な分野で長期的な視野の共同事業に取り組んで行く方針である。
20億円のアニメファンド設立
提携の第1弾として、両社とその関連会社を通じた20億円規模のアニメファンドが設立される。ファンドは年間15作品から20作品のアニメ作品に投資を行い、両社は投資した作品で日本と北米を中心にした全世界の販売とライツマネジメントを行う。
ファンドの出資比率は、電通が30%、電通の子会社でアニメなどの企画を行うジェネオンが20%、それに三菱商事の子会社でアニメ製作を行うディーライツが50%となる。実質、電通グループと三菱商事のグループが折半することになる。
ファンドの最初の投資作品として、2007年春からNHKで放映予定の『精霊の守り人』への出資が決まっている。
ディーライツ GENEON USAに34%出資
両者の提携は、さらに海外ビジネスにも広がっている。三菱商事系のディーライツは、米国でアニメの販売・流通を行う電通の100%子会社GENEON USAに34%の出資を行う。
これにより、GENEON USAは、電通とディーライツの合弁会社になる。ディーライツは、北米でのビジネス基盤を強化することで、今まで以上にアニメ作品の海外展開に関わっていくことが出来るようになるだろう。
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