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2006年08月23日
米国 ][ 著作権 ]
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 米国で『攻殻機動隊 S.A.C Solid State Society』のDVD発売を予定しているバンダイ・エンタテイメントは、同作品の英語版自主翻訳・インターネット違法配信(ファンサブ)を予定しているファンサブグループに違法配信をしないよう警告するプレスリリースを発表した。
 プレスリリースによれば、現在複数のファンサブグループが同作品のファンサブ化を公表しているが、同作品の米国での権利はバンダイ・エンタテイメントとマンガ・エンタテイメントが所有している、もし、ファンサブグループが、違法配信を行えば法的な処置を取るとしている。

 日本では9月からスカイパーフェクトで放映される『攻殻機動隊 S.A.C Solid State Society』は、コピー防止のプロテクションがかけられる予定になっている。しかし、11月に予定されているDVD販売以後は、作品のコピーも可能になり自主翻訳によるネット海賊版の流通は容易になる。
 既にバンダイ・エンタテイメントは今年の7月に『攻殻機動隊 S.A.C Solid State Society』のライセンス獲得を発表しており、DVDは2007年の発売を予定している。

 厳格なファンサブのルールであるライセンスが発表された作品のファンサブは行わないから考えれば、今回の警告はファンサブグループのポリシーから外れるものでもない。
 しかし、複数のファンサブグループが『攻殻機動隊 S.A.C Solid State Society』の翻訳を予定していたことは、これまでファンサブグループが主張していた自らの存続理由を否定するものである。現在のファンサブのモラル自体が問われるものでもある。

 『攻殻機動隊 S.A.C Solid State Society』は劇場並みの高い作品クオリティを目指した作品だが、劇場公開は予定されていない。また、作品のターゲットから考えて商品展開によるライセンス市場が大きいわけではない。
 このためテレビ放映とDVD販売で収益の多くを確保することを目指すことになる。ネットの違法配信は、『攻殻機動隊 S.A.C Solid State Society』のビジネスと競合する可能性が大きい。
 また、現在は北米のアニメ市場では、マニア向けとされるアニメDVDの存在感が以前よりなくなっている。そのなかで『攻殻機動隊 S.A.C』シリーズは、数少ない大ヒットタイトルである。

 こうしたことから今回の映像のファンサブ流出防止は、不可欠の処置であったと考えられる。また、今回の日本での映像公開前の異例のライセンス獲得発表も、映像のファンサブ流出防止を目指したものだったと考えられる。

バンダイ・エンタテイメント 

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posted by animeanime at 2006.08.23
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