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2006年10月29日
ゲーム ][ 企業経営 ][ 海外 ]
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 日本経済新聞の10月29日の報道によると、任天堂の欧州会社ニンテンドウオブヨーロッパは新たにロシアで自社製品を扱う公式代理店を指定した。これは、同社のロシア市場の本格的な進出となる。
 日経によれば公式代理店に指定されたのはロシアのゲーム販売大手のNDビデオゲームズで、11月からニンテンドーDSやWiiのハードとソフトの販売を行なう。

 これまで任天堂の海外事業は、ニンテンドウオブヨーロッパを中心とした欧州市場とニンテンドウオブアメリカを中心とした北米市場を主としてきた。
 しかし、同社は今年7月には新たに韓国に販売子会社を設立している。今回のロシア市場進出と合わせると、任天堂は従来の日米欧の3市場を越えたビジネス展開を新たに目指していることがわかる。

 日米欧のゲーム市場の今後の急激な拡大が期待出来ない一方で、新興国を中心にゲーム機ハードとソフト需要がこれまでになく拡大している。その市場が無視出来ないほどの大きさになっていることが大きな理由と言えるだろう。
 今後は、同社が消費市場として成長が著しい中国を含むアジア市場や中南米市場へ進出することも予想される。

 また、任天堂のこうした攻めの戦略は世界市場でのニンテンドーDSの大ヒットや大ヒットが期待されるWiiの発売が迫っていることも理由にあるだろう。
 任天堂の今期の業績が好調なだけに、経営体力のある同社の新興市場進出は、競合企業のソニーコンピュターエンタテイメントやマイクロソフトの戦略にも大きな影響を与えそうだ。

日本経済新聞 ゲーム機販売、任天堂がロシア進出

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