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 第8回
 クールアニメ
 マーケティング・ヒストリー (4)
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2006年10月31日
中国 ]
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 10月31日の中国・人民日報の日本語版は、アニメ商品など関連市場を含めた中国のアニメ市場は今後3年から5年以内に約1千億元(1兆5000億円)になると報じている。
 これは中国伝媒大学動画学院の呂学武院長が北京文化創意産業国際フォーラムで述べたもので、その理由として中国にはアニメ商品の消費者が約5億人おり、うち3億2000万人が青少年であるためとしている。これにより今後数年で中国にアニメ産業ブームが起こるとしている。

 中国のアニメ関連市場については信頼できる調査が行なわれたことがなく、これまでその市場規模について正確な数字は存在しない。今回の呂院長の市場規模に関する発言も、どのような調査を元にしているかは不明である。
 しかし、ここで重要なのは数字そのものでなく、中国のアニメ産業の関係者が中国国内のアニメ市場の成長にかなり強気の見通しを持っていることであろう。

 現在に日本の直接的なアニメ市場(テレビ放映、OVAの売上高、劇場興収)は、2000億円台とされることが多い。また、アニメ作品から派生するキャラクター関連市場を含めると年間1兆円から2兆円の市場とみられている。
 つまり、今回の報道によれば今後5年以内に現在の日本市場と同規模のアニメ市場が中国国内に出現することになる。
 この1兆5000億円という市場は、膨大な金額に思われる。しかし、中国の人口が日本の10倍以上であることを考えれば、3年から5年という期間を別にすれば、遠からず中国のアニメ市場規模がこの規模に達するのは間違いないだろう。

 これだけの巨大市場となれば、日本を初めとする海外の企業も中国市場を無視出来ないし、実際に多くの企業が市場参入に関心を深めている。しかし、この8月に実施された海外アニメーションのゴールデンタイムでの放映禁止に見られるように、現状では海外のアニメーションの中国国内での事業展開は厳しく制限されている。
 逆に言えば、このような中国のアニメ産業関係者の市場成長に対する強気の見通しがあることが、中国政府が国外企業の進出を制限する根拠にもなっていると言えるだろう。

人民日報日本語版 中国アニメ市場は5年以内に千億元規模 専門家予測

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posted by animeanime at 2006.10.31
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