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 第8回
 クールアニメ
 マーケティング・ヒストリー (4)
  「宇宙戦艦ヤマト」=前編



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2006年11月29日
企業決算 ]
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 国内アニメ制作最大手の東映アニメーションが、平成19年3月期(18年4月から19年3月)の中間決算を11月28日に発表した。
 中間期の連結売上高は101億1000万円(前年同期比9.3%減)、営業利益は18億2000万円(同25.3%減)、経常利益は19億3700万円(同25.8%減)、当期純利益は10億8200万円(同34.2%減)と減収減益となっている。

 減収減益の理由は、前年上期には劇場映画が『ふたりはプリキュアMaxHeart』と『金色のガッシュベル!メカバルカンの来襲』の2本であったに対して、今期は『ワンピース THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵』の1本のみだったことがある。
 さらに版権事業の海外部門で、前期にあった北米での『ドラゴンボール』のテレビゲームの大ヒットという要因がなくなった反動がある。一方で、テレビアニメやパッケージソフト(DVD)、海外映像販売事業は大幅増収となっている。

 また、通期の業績予想に対する業績の進捗率は売上高と営業利益でおよそ50%、経常利益では92%に達している。このため期間中の業績は、業績予想に対して順調に推移していると言って良いだろう。

 映像製作・販売事業のテレビアニメ部門では、『ワンピース』『ふたりはプリキュア Splash☆Stars』『ガイキング』『デジモンセイバーズ』『出ましたっ!パワパフガールズZ』などが中心となった。ライナップの充実から大幅増収であった。
 パッケージソフト部門では『ドラゴンボールZ』が単巻DVD、劇場版DVD-BOXが好調なため、こちらも大幅な増収となった。
 また、海外部門は人気シリーズの『ドラゴンボール』が世界各地で好調だったことに加えて、アジアでは『ワンピース』、北米では『デジモンアドベンチャー』や『金色のガッシュベル』が好調だった。
 映像製作・販売事業では劇場映画の大幅減収はあるものの、全体ではテレビ、パッケージソフト、海外販売の好調により売上高66億700万円(前年同期比2.5%増)、営業利益は14億9800万円(同13.2%増)と増収増益となり堅調だった。

 一方版権事業は、国内で『ドラゴンボールZ』や『デジモンセイバーズ』のゲームソフトやデータカードダスが好調で増収となった。しかし、海外で前期の北米での大型ゲームソフトに匹敵するものがなく反動で大幅な減収となっている。
 版権事業の連結売上高は25億800万円(前年同期比22.9%減)、営業利益は10億7000万円(同35.0%減)である。
 また関連事業では劇場作品と連動したタイアップ企画の減少から減収となっている。売上高は10億1600万円(同31.1%減)、営業損失は8400万円である。

 全体に『ふたりはプリキュア』シリーズと『ドラゴンボール』シリーズへの業績への依存度が高かった前年同期に較べて、業績寄与作品の分散化が見て取れる。これは同社の進める制作作品の多様化が影響しているだろう。

東映アニメーション 

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posted by animeanime at 2006.11.29
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