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2006年11月03日
企業経営 ][ 米国 ]
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 大手映画会社の松竹が、北米市場向けのアニメ作品のライセンス販売を強化している。11月2日に米国の大手アニメ流通会社(ディストリビューター)のADヴィジョン(ADV)は、松竹からアニメ作品『シュヴァリエ』と2つの実写映画『オトシモノ』、『ギミー・ヘブン』のライセンスを獲得したと発表した。

 ADVによれば同社が獲得した権利には、『シュヴァリエ』の北米と英国、オーストラリア、アフリカ大陸の英語圏での放映権、ビデオグラム化権(DVDなど)、ビデオ・オン・デマンド権が含まれている。また、『オトシモノ』『ギミー・ヘブン』については、北米での上映権、ビデオグラム化権、放映権を獲得した。
 これらの作品の正確なリリース予定は決定されていないが、ADVは2007年の夏よりも早い時期に公開したいとしている。

 ADVは北米最大のアニメ流通業者で、北米市場のDVD販売の市場シェアの30%を握っている。今年6月に日本の総合商社双日などによる投資ファンドの資金を受け入れたことで注目を浴びている。
 今回のライセンス獲得についてADVフィルムのCEOジョン・レッドフォード氏は、『シュヴァリエ』が2007年の同社が展開する作品の最大のものと述べている。同社は今後も松竹の作品のライセンスをさらに獲得したいともしている。

 また松竹は、ここ数年アニメ事業の強化を打ち出しており、WOWOWなどの放映媒体を利用したアニメ作品の製作を増やしている。同社のアニメ戦略には、もともと海外マーケットへの販売が大きく見込まれていた。
 今回の松竹によるADVへのアニメ作品の販売は、海外事業の強化を目指す松竹と日本企業との関わりを深めて有力作品の獲得を目指すADVとの思惑が一致した結果といえる。
 松竹は今回のビジネスをきっかけに、今後もADVと流通でのパートナーシップを築きたいとしている。
 
 『シュヴァリエ』は、18世紀のフランスを舞台に女装の騎士が活躍する物語。衛星放送局WOWOWの開局15周年記念番組として作られたテレビシリーズアニメである。
 制作はプロダクションI.Gが行っており、今年の東京国際映画祭のanimecs TIFFでも上映されるなど、作品の評価は高い。

シュヴァリエ公式サイト 

松竹 
ADヴィジョン 

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posted by animeanime at 2006.11.03
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