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2007年02月24日
コミック ][ マーケティング ][ 米国 ]
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 米国ポップカルチャー業界情報サイトのICv2は同社独自の調査結果として、2006年の北米のグラフィックノベル市場がコミック市場を上回ったと公表した。
 ICv2はアメリカとカナダのグラフィックノベルの小売段階の売上高は3億3000万ドルで、コミックの3億1000万ドルより大きいとしている。両者の売上高合計6億4000万ドルは、90年代以降の最高に達した。 また、2000年以降急成長を遂げているグラフィックノベルの売上高が伝統的なコミック市場のそれを上回ったのは初めてである。

 グラフィックノベルは単行本スタイルのコミック・マンガで、雑誌スタイルのアメリカンコミックとは区別されている。もともとアメリカンコミックを書籍スタイルで発売することで生まれた。
 90年代後半に日本のマンガがこのスタイルを取り入れ一般書店で販売を開始し、急成長を続けている。現在のグラフィックノベル市場の半数以上は日本のマンガが占めている。

 グラフィックノベルの市場は2002年には1億ドルあまりとされていたので、わずか4年でその市場は3倍に拡大した。また、昨年の売上高は同じICv2の調査で2億4500万ドルなので、2006年の市場成長率はおよそ35%に達したことになる。
 マンガについてはそろそろ市場は飽和するのでないかと懸念されていただけに、予想を上回る成長率である。

 こうした市場の急拡大を牽引するのが日本のマンガであることは多くの業界関係者が認める。けれども、注目すべきはグラフィックノベル市場の拡大に伴って、アメリカのコミック作品のグラフィックノベルの市場も同時に急拡大していることである。これは『スパイダーマン』や『バットマン』、『Vフォー・ヴェンデッタ』などの映画のヒットとも無関係ではない。
 しかし、マンガが書籍スタイルとして一般書店で売られると同時に、アメリカンコミックもマニマから一般顧客の開拓に成功したという流通の変化と市場の変化がより大きいと考えられる。

 現在、グラフィックノベルの米国の書籍市場に占める割合は1%台半ば、コミック市場を合わせても3%未満と見られる。マンガ単行本とマンガ雑誌の売上げシエアが20%を超える日本と較べてまだまだ開拓の余地がありそうだ。
 日本のマンガだけでなくアメリカ作品のグラフィックノベル市場が拡大することは、書籍ジャンルとして認知度の高まる点で日本マンガにもプラスの効果が大きい。

ICv2  Graphic Novels Outsell Comics

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posted by animeanime at 2007.02.24
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