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 第8回
 クールアニメ
 マーケティング・ヒストリー (4)
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2007年04月16日
海外 ]
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 4月16日の日本経済新聞によると、アニメーション製作のDLEはシンガポールから映像プロデューサ候補の留学生をインターシップで受け入れる。
 これはシンガポール政府との共同事業で、4人の学生の2年間の渡航費や生活費はシンガポール経済開発庁が負担する。日本経済新聞は、DLEは修了生を同社の現地支社の創設メンバーにする考えもあるとしている。

 DLEは蛙男商会によるフラッシュアニメーションのプロデュースでよく知られている。フラッシュアニメーション以外では、海外からのアニメーション制作の受注業務や関連会社MOOK DLEを通じた一般的な2Dアニメーションの制作も行っている。
 同社は海外ビジネスに積極的であることでも知られており、米国の大手玩具企業ハスブロを通じた米国市場とのつながりを持っている。さらにアジア市場の発展を視野に入れ、既にインドと中国のアニメーションスタジオとの業務提携を行なっている。また、MOOK DLEは、中国でのアニメーション制作事業も行っている。

 今回の報道を見るとDLEは、アジアの2大国だけでなく、さらにシンガポールを拠点としたビジネスの展開を目指しているようだ。
 シンガポールはインドや中国に較べるとアニメーションの市場規模、産業規模とも遥かに小さい。しかし、シンガポールが他民族国家であることや情報や技術インフラが整っていることから、アジア各国の優秀な人材を集めることの出来る地域である。
 また政府によるデジタルコンテンツ産業への強力な支援もあり、ルーカスフィルムのアニメーションスタジオが設立されるなど世界のアニメーション産業からの注目度は高い。
 シンガポール政府は産業の中核となる人材育成を行なうことで、自国の魅力をさらに高めることを目指している。そうした点で今回のプロジェクトは、シンガポール政府とDLEの利益が一致したものだといえるだろう。

DLE  http://dle.jp/

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posted by animeanime at 2007.04.16
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