検索

clear.gif

120_600_2.jpg

120_600_2.jpg
 第8回
 クールアニメ
 マーケティング・ヒストリー (4)
  「宇宙戦艦ヤマト」=前編



120_600_2.jpg

120_600_2.jpg
カレンダー
バックナンバー

2007年05月06日
米国 ]
clear.gif

 アメリカの大手ケーブルチャンネルSFチャンネルが、6月11日から毎週月曜日11時から25時まで日本のアニメ番組の放映枠「アニ-マンデー: Ani-Monday」を開始する。
 SFチャンネルはかつて『天地無用』や『ロードス島戦記』の放映などもしていたが、近年はアニメ番組の放映を行なっておらず、アニメ放映への再参入となる。

 SFチャンネルの番組表によると「アニ-マンデー」の放映開始6月11日には、『攻殻機動隊』シリーズの最新作『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society』が放映される。これは同作品の米国初放映になる。翌週からは『ノエイン』、『TOKKO 特公』、『マクロスプラス』が毎週放映される。
 アメリカのテレビビジネス情報サイトのザ・ビジネス・オブ・テレビジョンによれば、これらの作品は米国の中堅アニメ流通企業のマンガエンタテインメントとその親会社スターズメディアが提供する。

 SFチャンネルは、その名前のとおりSFや特撮、ファンタジーに特化したケーブルチャンネルである。メディアコングロマリットのNBCユニバーサルグループが運営を行なっている。
 無料で視聴出来るベーシックチャンネルのひとつで、18歳から34歳の視聴者層では、カートゥーンネットワークのアダルトスイムと並ぶ人気チャンネルとなっている。
 またマンガエンタテインメントは1991年にロンドンで設立され、のちにアメリカ・シカゴに本拠地を移したアニメ関連の老舗企業である。今回放映される『攻殻機動隊』のシリーズのほかに、『Akira』や『ジャイアンロボ The Animation』などハイティーン以上に向けたマニマ向けのラインナップに強みがある。 

 今回の放映枠は週1回となっているが、この11時から25時の時間帯は、SFチャンネルの最大のライバルであるアダルトスイムの放映時間と直接競合している。6月の放映では、24時から25時の時間に、SFチャンネルの『マクロスプラス』とアダルトスイムの『クレヨンしんちゃん』、『犬夜叉』が同時に放映される。
 アダルトスイムはアニメ番組を取り混ぜた番組構成で近年急激に視聴率を伸ばしており、今回のSFチャンネルの試みはそれに対抗する目的もありそうだ。

 また、近年、地上波テレビでの日本アニメの放映枠が縮小する一方で、有力ケーブルチャンネルで日本アニメ放映が増加する動きがある。特に特定の企業から日本アニメ番組をまとめて購入し、放映枠として導入する動きが強まっている。
 最近では、アジア専門チャンネルのイマジン・アジアンのジェネオンエンタテインメントUSAによる「アニメ・エンターG」やトムス・エンタテインメントの「TMSプレゼンツ アニメクラシックス」がある。
 「アニ-マンデー」はそうした動きの一環ともみられる。ケーブルテレビは地上波テレビより視聴者は少ないが、ベーシックチャンネルは特定のターゲット層に大きな影響力を持っている。それだけに、SFチャンネルのアニメ放映再参入がどうした効果をもたらすのかが注目される。

SFチャンネル http://www.scifi.com/
マンガエンタテインメント http://www.manga.com/

clear.gif
posted by animeanime at 2007.05.06
clear.gif
clear.gif
コメント
clear.gif