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米国の大手映画会社のウォルトディズニー・スタジオは、インドの映画制作会社ヤシュ・ラジャ・フィルムス(Yash Raj Films (YRF))スタジオと共同で、オリジナルの長編アニメーションを共同製作すると発表した。映画製作のための新たな3Dアニメーションスタジオが設立される見通しである。
最初の試みとして、インド国内向けに長編アニメーション映画を製作する。映画はYRFスタジオのグループ会社 アディタヤ・コプラ(Aditya Chopra)の統括のもとインド国内で制作される。共同製作第1弾の映画は、2008年に公開予定となる。
YRFスタジオは、インド国内有数の映画スタジオだが、これまで3Dアニメーション製作の経験はない。一方で、インド国内ではハリウッドの大作アニメーションを中心にアニメーション映画の人気が拡大している。
またディズニーにとっては巨大なインドの映画市場が魅力になる。インドは10億人の人口を抱えるだけでなく、映画は国民的なエンタテインメントとして人気が高い。また、経済成長の著しいインドは新しい市場としてディズニーにとって魅力的である。今回の事業提携は、アニメーション映画の技術を求めるYRFスタジオとインド市場への本格的進出を狙うディズニーの思惑が一致した結果とみられる。
ディズニーは昨年にもインドの人気アニメーション映画の権利を買い取り、現地向けにテレビアニメーションを製作することを公表している。しかし、劇場アニメーション製作での本格的なインド進出は今回が初めてである。
今回の提携は当初はインド向けの映画だけとされており、今後、世界市場向けの大作アニメーション制作の一部が新スタジオで行われるかは明らかでない。
インドでは既にアメリカの大手コミック出版のマーベルが、インドのトゥーンズ・アニメーションとテレビアニメーションの製作を進めている。また、イギリスのエンターテイメント企業ヴァージングループも、インドでの映画製作、コミック製作を行っており、アニメーション製作も視野に入れているとされる。
インドはコンピューター関連の技術者の厚みがあることでよく知られている。海外からのコンピューターソフトウェアの開発など関連事業をなどの受託で、急成長を遂げた。ここ数年はそうしたコンピューター関連技術の強みを生かした事業分野として、3Dアニメーションの制作受託に力を入れている。
このためインドの3DCGアニメーション産業は、3Dアニメーション映画制作に十分な開発・制作能力が既にあると見られている。こうしたことも欧米のアニメーション企業のインド進出を促していると見られる。
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ディズニー公式サイト(日本) http://www.disney.co.jp/
ヤシュ・ラジャ・フィルムス Yash Raj Films http://www.yashrajfilms.com/
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