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 第8回
 クールアニメ
 マーケティング・ヒストリー (4)
  「宇宙戦艦ヤマト」=前編



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2007年06月01日
インターネット ]
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 米国のアニメ流通・販売の大手企業ジェネオンエンタテインメント(USA)は、P2Pを利用した映像番組の配信会社アズレウス(Azureus)のVuzeを利用したインターネット上でのアニメ配信に乗り出した。
 ジェネオンは最初の試みとして自社が北米で取り扱っている作品から『怪 ~ayakashi~』、『巌窟王』、『ガンソード』、『ラストエグザイル』、『ルパン3世』を提供する。
 作品はダウンロードレンタル(配信サービス)とダウンロード販売のかたほう、もしくは双方が提供される。価格は配信サービスが1話0.99ドル、ダウンロード販売が1.99ドルとなっている。既存のアニメ番組のダウンロードサービスに準じた価格設定とされている。

 Vuzeはアズレウスが、自社の持つP2Pの技術を基に、今年4月にオープンしたばかりの新しいメディアプラットフォームである。P2P特有のコンテンツ配信の低コストを実現している。これまでにもBBCやShowtime、G4チャンネルなどが、コンテンツの提供を行っている。
 これまでP2Pを利用したファイル交換ソフトは、違法なファイル交換に使われることが多くしばしばその存在が問題視されることが多かった。しかし、角川ピクチャーズUSAが既に作品を提供することを決定しているビットトレントや今回のアズレウスのように合法的なビジネス基盤の拡大を目指す企業が増えている。

 ジェネオンエンタテインメント(USA)は、北米第3位の日本アニメの流通・販売会社である。これまでADヴィジョンやVIZメディア、バンダイエンタテインメント、マンガエンタテインメントなど現地の有力アニメ流通会社が、次々とインターネットビジネスに乗り出すなかで具体的な動きをみせない数少ない企業であった。
 しかし、今回の発表でジェネオンもまた、インターネトビジネスに乗り出す姿勢が明らかにした。これにより北米の日本アニメの流通・販売会社のネット戦略がほぼ出揃ったことになる。

 一方で、バンダイエンタテイメントがアマゾンアンボックス、VIZメディアがDirect2drive、ADVフィルムが自社サイト、今回のジェネオンUSAがVuzeという具合に大手企業がそれぞれに異なるシステムを用いるなどの問題も現れている。
 日本の大手ポータルサイトの映像配信サービスのように、ほとんどのアニメ番組が一度に集まる場所がないことは、利用者にかなりの不便を強いている。逆に言えば現在は、過渡期的な試みのなかにあり、将来的はいくつかの有力なシステムに統合されて行く可能性もあるだろう。

ジェネオンエンタテインメント(USA) http://www.geneonanimation.com/
アズレウス(Azureus) http://azureus.sourceforge.net/
   Vuze  http://www.vuze.com   ジェネオンの販売コーナー 

(情報元:アニメニューズネットワーク

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posted by animeanime at 2007.06.01
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