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 第8回
 クールアニメ
 マーケティング・ヒストリー (4)
  「宇宙戦艦ヤマト」=前編



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2007年08月15日
インターネット ][ 中国 ][ 企業経営 ]
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 アニメ製作のGDHは中国国内向けにアニメのインターネット配信を行うことを目的に、中国の大手エンタテインメント企業WangYou Mediaと資本・業務を行うことを決定した。
 GDHはWangYou Mediaに50万ドルの出資を行い、さらにWangYou Mediaが運営するアニメ番組配信サイト「8850.com」にグループ会社GONZOの新作アニメを提供する。

 WangYou Mediaは上海に拠点を持つ大手のインターネットエンタテインメント企業で、若者向けのコンテンツを得意としている。中国で最も大きなSNSサイトの一つ「wangyou.com」と、アニメとマンガコンテンツ専門に特化したコミュニティー「8850.com」の2サイトの運営を行っている。
 今回のGDHの資本・業務提携は、こうしたWangYou Mediaが持つインターネット上のネットワーク、インフラとGDHの持つコンテンツを結びつけたものである。

 GDHはGONZOの作品提供だけでなく、番組編成のアグリーゲション業務で「8850.com」をサポートする。GONZOだけでなく他社が制作した人気アニメ作品も「8850.com」に提供する方針である。
 また「8850.com」は、デジタルコンテンツ協会からの委託により、「中国への日本アニメ輸出促進ビジネスモデル検証事業」を行う。これは海外での日本アニメの番組配信に関する調査・検証で、インタ-ネットのアクセス数や課金状況、海賊版コンテンツとの関連などを集計・検証するものである。
 正規のアニメ番組配信が、海賊版コンテンツやインターネット上の違法配信にどのような影響を与えるかを調べる。

 中国は国外で最もアニメ作品の海賊版DVDが多い国とされている。海賊版DVD1枚の価格は通常100円以下で、同国でアニメビジネス展開を行う際の大きな障害となっている。同様に中国語圏での日本アニメの違法配信の規模も大きい。
 また中国市場では、現在、日本のアニメコンテンツに対する放送や出版の規制が強く、日本のアニメ関連会社が進出するのは難しい。そうしたなか、インフラの構築や課金のシステムが築くことが可能な点や規制が比較的緩い点で、インターネットでの配信はビジネスが成立する可能性がある。

 今回のGDHの新たなビジネスは、今後、日本のアニメ関連企業が中国でビジネスをする方向性を考えるうえで重要な試みといえるだろう。
 GDHでは、今回の事業提携により今後も中国市場での合法的なアニメーションの普及とビジネスチャンスの拡大をはかりたいとしている。

GDH  http://www.gdh.co.jp/
WangYou Media http://www.wangyou.com/
      8850.com  http://www.8850.com/

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posted by animeanime at 2007.08.15
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