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2007年11月11日
コンベンション ]
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 11月10日の日本経済新聞近畿版によると、大阪国際見本市委員会は来年11月に大阪市のインテックス大阪にて、アニメと漫画をテーマにした国際見本市(トレードショー)「アニミックス2008 in大阪」を開催する。
 アニメ制作会社や出版社だけでなく、玩具やゲーム、さらにアパレル、食品メーカーなどの参加も呼びかけると日経新聞は伝えている。

 アニメ関連の国際見本市は、今年で6回目を迎えた東京国際アニメフェアがある。しかし、東京国際アニメフェアはほぼアニメ関連企業のみに絞られており、参加企業もアニメ制作会社のほかは、放送局、代理店、映像パッケージ会社が中心である。「アニミックス2008 in大阪」は、新しい視点のイベントとなりそうだ。
 関西では今年10月に「アジアコンテンツマーケット in 関西」を開催しており、官民両サイドからコンテンツ産業に力を入れている。また、国際マンガミュージアムを設立した京都では、マンガ・ゲームを中心にコンテンツ産業の活性化を目指している。こうしたことが「アニミックス2008 in大阪」の追い風になりそうだ。

 ただしエンタテインメント系のコンテンツ産業では、アニメには東京国際アニメフェア、ゲームには東京ゲームショウ、玩具には東京おもちゃショーといった具合にそれぞれに対応する大型ビジネスショーが既に存在する。
 こうしたトレードショーにプラスαとなるためには、何らかの差別化が必要になる。総合的なトレードショーであることはそのひとつである。しかし、今回、注目されるのはアニメとともにマンガを主なコンテンツとして挙げていることである。
 国内5000億円産業とされるマンガには、これまで専門のトレードショーが存在しない。書籍全般では東京国際ブックショーがあるが、このなかでもマンガは出版産業全体に占める割合に較べて存在感は小さく、特に海外に向かって発信という視点は少ない。

 出版社がマンガ関連のビジネスショーに熱心でない理由は幾つか考えられる。ひとつは国内5000億円のマンガ市場に対して、海外最大の市場と考えられる米国市場でも2006年で200億円台と海外市場が国内市場に較べて小さく、ビジネスのインセンティブが弱いことがある。
 例えば、米国の日本アニメのDVD市場が400億円超と日本市場の半分近くになっているのとは対象的である。
 さらに日本の大手出版社のマンガは、海外に対して売り手市場の面が強いことである。既に大手出版社は、アジア、米国、ヨーロッパで有力な出版パートナーと提携しているケースが多く、あらたなビジネスパートナーの開拓というインセンティブが働き難い。

 今回、アニメと同時にマンガを取り上げるとすれば、こうした出版社にとってどのような魅力があるかを打ち出す必要があるだろう。
 それはマンガから派生するライセンスや映像化権、さらに今後海外でも急拡大するモバイルやインターネット向けの電子コミックなどの新分野なのかもしれない。

日本経済新聞 http://www.nikkei.co.jp/
大阪国際見本市委員会、アニメ・漫画の見本市を開催へ

大阪国際見本市委員会 http://www.fair.or.jp/

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posted by animeanime at 2007.11.11
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