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 第8回
 クールアニメ
 マーケティング・ヒストリー (4)
  「宇宙戦艦ヤマト」=前編



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2007年11月02日
企業決算 ]
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 アニメ製作とアミューズメント施設運営のトムス・エンタテインメント(TMS)は、平成20年3月期中間決算(19年4月~9月)を発表した。
 それによれば、連結売上高は73億5300万円と前年同期比で11.6%増加したのに対して、営業利益は4億3100万円(前年同期比38.3%減)、経常利益は4億5700万円(同34.92%減)、中間純利益は3億7100万円(同37.6%減)と収益面での落ち込みが見られた。
 これは主に全体の事業の2/3を占めるアニメーション事業の変動によるものである。アミューズメント事業の営業利益が前年比で105.5%増の3億1900万円とほぼ2倍になったのに対して、アニメーション事業の営業利益は5億400万円と前年比で44.9%減となった。

 アニメーション事業はアニメ制作とライセンス販売の2つの事業にわけられる。このうちアニメ制作は好調で、TVシリーズで『風の少女エミリー』、海外共同製作の『爆丸 バトルブローラーズ』などがあり、期間中12作品を手がけた。これは前年同期に比べて大幅な増加になる。
 さらに定番人気となっている劇場アニメ『名探偵コナン 紺碧の棺』と『それいけ!アンパンマンシャボン玉のプルン』はいずれも劇場興収が好調だった。制作収入は24億4500万円と前年同期で53.7%増となっている。

 しかし、アニメーション事業で売上高が増加する一方で、収益が落ち込んだ。これはアニメーション事業のうち利益率の高い販売(ライセンス)収入が落ち込んだためである。販売収入のなかでも商品ライセンス販売は増加したがが、ビデオ(DVD)販売が大きく落ち込んだ。 
 TMSでは『ルパン3世』などの有力商品の投入を行ったが、DVD販売市場全体が落ち込む厳しい環境にあり、これが同社の業績にも大きな影響を及ぼしているとしている。この結果販売収入の売上高は、24億1000万円と前年同期比で12.4%の減収であった。
 アニメーション事業全体でも売上高は48億5500万円と前年同期比で11.8%増となったが、利益率の高いライセンス収入の減少のためである。

 こうした状況のなかTMSは通期決算の業績予想下方修正も公表している。これまで174億3000万円とされていた連結売上高は162億3000万円に引き下げられる。また営業利益は19億1000万円から16億6000万円、経常利益は19億円から17億円に修正される。当期純利益の10億円に変更はない。
 上期のアニメ制作は好調だったが下期は劇場映画の制作が減ることで売上高の減少を見ている。さらに海外販売、商品化権販売なども不振とし、アミューズメント事業の新規店舗の開設も減少することから、売上高とそれに伴う営業利益、経常利益の減少を見込んでいる。

トムス・エンタテインメント http://www.tms-e.co.jp/

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posted by animeanime at 2007.11.02
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