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 第8回
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2007年12月21日
技術 ]
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 角川グループホールディングスでデジタル関連事業を手がける角川デジックスは、角川書店が運営する「アニメNewtypeチャンネル」において、アニメ番組のP2P型ダウンロードサービスの実証実験を行う。
 この実証実験は総務省が支援するP2Pネットワーク実験協議会によるもので、P2Pネットワークのサーバー負荷の軽減やコスト削減の検討を行う。
 さらに同じタイミングでストリーミング型の配信も行い、ふたつの方式の比較を行う。角川デジックスは、P2P型の画質面での有利さが確認出来るとしている。

 今回の実証実験では、既に動画配信の商業サイトとして人気の高い「アニメNewtypeチャンネル」を利用する。さらに商業アニメの人気作品『ムシウタ』第1話と『レンタルマギカ』のプロモーション映像が、検証に利用される。実際のユーザー嗜好に基づいた環境で実験が行われるのが特徴である。
 また、P2Pファイル配信システムには、世界で最も普及率が高いとみられるBitTorrentのシステムが使われ、DRMの提供と運用はJ-ストリームが行う。

 日本はインターネットのブロードバンド化が世界に先駆けて進んだ国で、映像配信ビジネスも進んでいる。しかし、その配信の多くはストリーミング型で、映像はコンテンツとしてユーザーの手元に残らない。
 一方で、海外ではストリーミング型と同時に映像作品を自分のPCに保存するダウンロード(P2P)型の配信が進んでいる。特に、アニメ作品を中心とした違法な番組アップロードのほとんどはこのダウンロード型である。
 今後、日本でもダウンロード型の配信形式が増えると見られるが、コンテンツをユーザーに渡すことからコンテンツホルダーには抵抗感が大きい。また、ダウンロード型配信の利点、欠点も現時点では曖昧である。今回の角川デジックスの検証実験は、こうした状況を変える第1歩になるかもしれない。
 
 また角川デジックスは、動画共有の大手サイトYou Tubeが行っている動画識別技術実証実験にも参加している。こちらは動画共有サイトにアップされる著作権動画の識別方法の技術開発である。
 角川グループは、モバイルとインターネットでのビジネスに積極的だが、こうした分野の事業展開に技術開発が切り離せないと考えているようだ。

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角川デジックス http://www.k-digix.co.jp/
アニメNewtypeチャンネル http://anime.webnt.jp/

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posted by animeanime at 2007.12.21
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