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 第8回
 クールアニメ
 マーケティング・ヒストリー (4)
  「宇宙戦艦ヤマト」=前編



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2008年01月06日
マーケティング ]
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 米国ハリウッドメジャーのひとつワーナーブラザースは、2008年から次世代ディスクでの映像パッケージ発売をブルーレイに一本化し、HD‐DVDの発売から撤退すると発表した。
 ワーナーブラザースは5月末までにHD-DVDの事業を停止する。

 同社の経営陣によれば、次世代ディスクの企画争いは混乱をもたらしており、市場にとって相応しいのはブルーレイであると、今回の決定の理由を説明している。また、この決定は制作会社、小売店、消費者の全てにとって利益が大きいとする。
 米国のDVD市場シェア最大のワーナーブラザースの決定で、ブルーレイでの単独発売はこれまでのソニー・ピクチャーズと20世紀フォックス、ディズニーと合わせて4社となり、DVD市場の7割を占める。米国では、次世代ディスクの争いはブルーレイ陣営優位に大きく傾いたとの見方が増えている。

 今回のワーナーブラザースの決定は日本市場、特にアニメ関連DVDについてどのような影響を与えるだろうか。現在、国内アニメDVD最大手のバンダイビジュアルは、ブルーレイとHD-DVDの双方での発売を行っている。
 また、他のアニメに強いとされる国内DVDパッケージメーカーは、現状は次世代ディスク発売に及び腰である。ソニー系のアニプレックスがブルーレイの発売のみと見られる以外は、現段階までは混沌とした状況である。

 しかし、次世代ディスクのリリースタイトルが増加している劇場アニメーションは、やや趣が異なる。国内で圧倒的な人気を持つスタジオジブリのアニメは、ブルーレイ陣営のディズニーが発売する。
 『パプリカ』や『鉄コン筋クリート』など劇場アニメに力を入れるソニー・ピクチャーズも、ブルーレイ陣営だ。
 海外アニメーションは、日本ではディズニー/ピクサーブランドが圧倒的な強みを発揮する。HD-DVD一本化を表明したドリームワークスのアニメーションは、海外市場と較べて日本では勢いがない。アニメーション映画に限ると、既にHD-DVDよりもブルーレイ陣営が有利な状況になっている。

 今後のアニメ関連作品への影響は、今年夏に劇場公開予定の『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』がある。この押井守監督の最新作の製作には、ワーナーブラザースが名前を連ねている。『スカイ・クロラ』は、ブルーレイでしか発売されないことになる。
 同様に、マッドハウスとSTUDIO 4℃、プロダクション I.Gの3社が制作参加する、ワーナーブラザースの『バットマン ゴッサムナイト』も、ブルーレイのみの発売となるだろう。

 今回のワーナーブラザースのブルーレイ一本化の発表は、これまで様子見をしていたハリウッドメジャー系に属さない日本のDVDパッケージ企業の今後の方針にも大きな影響を与えることになるだろう。

ワーナーブラザース http://www.warnerbros.co.jp/

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posted by animeanime at 2008.01.06
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