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 第8回
 クールアニメ
 マーケティング・ヒストリー (4)
  「宇宙戦艦ヤマト」=前編



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2008年01月23日
コンベンション ][ 米国 ][ 著作権 ]
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 小学館・集英社系の米国法人であるVIZメディアは、1月28日からラスベガスで開催されるテレビ番組トレードショーNATPE(National Association of Television Program Executives)で紹介するテレビアニメ作品のライナップを発表した。
 VIZメディアは今回あらたに紹介する作品として、『NANA』、『武装錬金』、『HUNTER×HUNTER』、『MONSTER』、『ハチミツとクローバー』、そして『BLUE DORAGON』を挙げている。さらに既にライセンス展開で大きな実績を挙げている『DEATH NOTE』、『NARUTO』、『BLEACH』、『でこぼこフレンズ』も引き続き紹介して行く。
 
 NATPEはテレビ番組やそこから派生するメディア商品の権利を売買する大型トレードショーである。フランスで開催するMIPTVやMIPCOMと並んでよく知られている。特に北米とラテンアメリカ地域でのテレビ番組のビジネスにとっては最も重要な場で、期間中多くの番組取引が行われている。
 数多くの作品権利を保有するVIZメディアだが、今回の番組ラインナップにはこれまで得意としてきた少年向けの番組をさらに拡大する意向が伺える。『武装錬金』や『HUNTER×HUNTER』、『BLUE DORAGON』は、大きな成功を収めた『NARUTO』や『BLEACH』の延長線上にある戦略タイトルといっていいだろう。

 一方今回は、自社の顧客ターゲットを広げる方向性も見える。ひとつは女性マーケットで、もうひとつは青年マーケットである。
 女性マーケットでは既にマンガ市場でその拡大が注目されているが、アニメでも同じ市場の開拓を目指しているようだ。今回は『NANA』と『ハチミツとクローバー』が主力タイトルとなる。
 さらに『MONSTER』は、これまでの少年のアニメファンよりも高い層を狙った作品といえるだろう。これには、既に北米で成功を収めつつある『DEATH NOTE』のファンを引継げる作品という思惑が感じられる。

 これまで翻訳マンガを中心に高い成功を築いているVIZメディアのビジネスは、アニメと商品ライセンスの分野でも拡大を続けている。
 VIZメディアはもともとマーケティングの巧みな会社だが、マンガとアニメ、キャラクター商品を組み合わせたメディアミックス展開で、全体としてさらに大きな市場を開拓しつつある。今後、アニメや商品ライセンス分野でも益々大きな存在になりそうだ。

VIZメディア http://www.viz.com/
NATPE  http://www.natpe.org

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posted by animeanime at 2008.01.23
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