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 第8回
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2008年03月04日
企業決算 ]
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 携帯電子書籍閲覧ソフトとアニメ・マンガ制作ソフトのセルシスは、3月3日に平成20年第1四半期の決算を発表した。第1四半期の売上高は依然急成長を続ける電子書籍ビューアの拡大により、前年同期比80%増の5億900万円となった。
 また、前年は赤字となっていた営業利益と経常利益はそれぞれ800万円と700万円の黒字に転換している。しかし、当期純利益は昨年の7000万円の赤字に引き続き1500万円の赤字となっている。

 同社が提供する電子書籍ビューア「BookSurfing」を採用するサイトは、前年の倍以上(107.7%増)の488サイトまで増加している。さらに提供コンテンツファイル数は111万2000ファイルとこちらは、前年比の2.7倍である。
 セルシスの決算からは、サイトの数だけでなくサイトのコンンテンツの量が急拡大している現在の携帯電子書籍のトレンドが伺われる。コンテンツ量の拡大はサイト間の競争が激化した結果、各サイトが提供コンテンツのラインナップに注力している様子が伺える。
 この結果ビューア利用料は1億8361万円(前年同期比186.9%増)、電子書籍・コミック事業は4億570万円(同132.2%増)であった。

 一方で、これまではセルシスの中核事業であったアニメ・マンガ制作ソフト関連は伸び悩んだ。マンガ制作ソフトの主力は「ComicStudio」、アニメ制作支援ソフトは「RETAS!PRO」である。
 しかし、両製品の売上は第1四半期で5567万円、前年同期比4.0%減である。いずれも業界向けの用途が限られた専門ソフトだけに安定したビジネスではあるが、今後も飛躍的な拡大は見込まれないと考えられる。今後は同社のビジネスはより携帯関連に傾斜して行きそうだ。

 しかし一方でセルシスは、中間決算の業績予想を修正し、売上高の予想を11億4200万円から10億7100万円に引き下げた。
 逆に営業利益と経常利益は、それぞれ700万円と600万円の予想から3200万円と3000万円に引き上げている。またこれまで見込まれていなかった純利益は600万円となる。

 これについてセルシスは、ビューア利用料は堅調だが、モバイルコンテンツの受託制作が多くの企業で決算末にかかることから需要が減るため、またComicStudio 4.0発売による、販売終了製品の返品や在庫調整が行われたためとしている。
 利益面の増加は、第1四半期の経費抑制が中間期の決算にも反映する見込みであるという。

セルシス http://www.celsys.co.jp/

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posted by animeanime at 2008.03.04
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