検索

clear.gif

120_600_2.jpg

120_600_2.jpg
 第8回
 クールアニメ
 マーケティング・ヒストリー (4)
  「宇宙戦艦ヤマト」=前編



120_600_2.jpg

120_600_2.jpg
カレンダー
バックナンバー

2008年05月05日
企業決算 ]
clear.gif

 米国のアニメーション映画スタジオであるドリームワークスアニメーションの2008年第1四半期の業績が好調である。
 2008年1月から3月までの売上高は昨年の9370万ドルを大きく上回る1億5660万ドルとなったほか、純利益も1540万ドルから3610万ドルへと前年同期比でおよそ2.5倍であった。これは過去最高であった、2007年第1四半期の業績をさらに上回る。

 第1四半期は、劇場公開のないオフシーズンのため、前年の劇場公開作品へ業績の依存度が高い。2007年には『シュレック3』という大ヒット作があったことが業績を押し上げている。『シュレック3』関連も引き続き好調で、第1四半期だけで、4830万ドルの売上をもたらしている。『シュレック3』のDVDとビデオの出荷数は累計1980万枚に達している。
 また、昨年米国公開した劇場映画『ビー・ムービー』のDVDと海外興行も業績を牽引した。同作のDVDとビデオの出荷数は480万枚となっている。

 2008年通期の業績は、今後劇場公開される2本の映画、『カンフー・パンダ』と『マダガスカル 2』にかかっている。しかし、『マダガスカル2』のシリーズ前作『マダガスカル』の興収入は、『シュレック』シリーズの半分から2/3である。
 期待がかかるのは夏シーズンに登場する『カンフー・パンダ』である。北京五輪との連動を睨んだ作品で、その行方が注目される。

 ドリームワークスアニメーションは通常の映画スタジオと異なり、アニメーション作品しか制作しない、このため会社の業績は、年に2本公開される劇場アニメーションの興行成績とそのDVD販売に大きく左右され特定作品への依存度が大きい。今後予定されている劇場映画6本のうち2本が『マダガスカル 2』、『シュレック4』と続編作品となっていることは偶然ではないだろう。
 しかし、こうした続編は、新たな挑戦を行うための安全策とも考えられる。2009年のドリームワークスアニメーションの劇場公開は、『モンスターvsエイリアン(Monsters vs. Aliens)』の1本のみ、しかも同社初の3‐D CGアニメーション映画である。この作品にかけるドリームワークスの意気込みは大きい。

ドリームワークスアニメーション
http://www.dreamworksanimation.com/

【ドリームワークスアニメーション2008年以降の劇場公開予定】
2008年
   カンフー・パンダ(6月6日米国公開)
   マダガスカル 2: The Crate Escape (11月7日米国公開)
2009年
   モンスターvsエイリアン(Monsters vs. Aliens)(3月公開予定)
2010年
   How to Train Your Dragon(3月公開予定)
   シュレック4(夏シーズン公開予定)
   マスターマインド(Mastermind)(年末公開予定)

clear.gif
posted by animeanime at 2008.05.05
clear.gif
clear.gif
コメント
clear.gif