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2008年05月05日
企業決算 ]
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 米国の2大玩具メーカーであるマテルとハズブロが、2008年第1四半期(08年1月~3月)の業績を発表している。両社とも国内に較べて海外事業が好調で、昨年末からのドル安が海外市場への依存度が高いマテルとハズブロの追い風になっている様子が伺える。
 しかし、個別ではマテルが期間中に営業損失、純損失に転じたのに対して、ハズブロはいずれも2桁成長となり明暗を分けている。

 米国最大の玩具企業マテルによれば、第1四半期の赤字転落は、昨年業績を牽引した「T.M.X」や「カーズ」に匹敵するブランド商品がなかったためだとしている。売上高は前年比2%減の9億1930万ドル、昨年黒字だった営業利益と純利益は、それぞれ3650万ドルと4660万ドルの赤字に転落した。海外売上高が8%伸びたのに対して、国内売上高が11%減となったのが響いた。ユニット別では、フィッシャープライス・ブランドが停滞した。
 もっとも第2四半期以降は、出荷数が伸びており良い兆しがあるとしている。また、夏シーズンには、大型劇場映画と結びついた「スピードレーサー」や「カンフーパンダ」、「バットマン ザ・ダークナイト」の関連玩具が発売されることから、通期では大きな期待が出来るとしている。

 一方、米国第2位の玩具メーカーであるハズブロは、第1四半期は好調に推移した。昨年に引き続き「トランスフォーマー」関連玩具が好調を維持したほか、「リトルペットショップ」、「PLAYSKOOL」、「スターウォーズ」、「BABY ALIVE」、「マイ・リトル・ポニー」、さらに定番のボードゲームも健闘した。
 ハズブロでも、好調だったのは全体の1/3を占める海外事業であった。ドル安にも支えられて、海外売上高は前年同期で22%の増加となっている。また、海外でも好調だったのは「トランスフォーマー」、「リトルペットショップ」、「PLAYSKOOL」、「マイ・リトル・ポニー」、ボードゲームである。

 全体でみれば国内で売上高が2%減少したマテルに対して、そこで6%増の売上を確保したハズブロとで違いが表れた。サブプライム問題に端を発する米国内景気の後退が囁かれるだけに、今後も国内でどの程度の売上を維持できるのか、海外市場の拡大が続くのかが、両社の業績を左右することになるだろう。
 日本の玩具メーカーでは、5月8日にバンダイの親会社バンダイナムコホールディングスが決算を発表をする。またタカラトミーは、5月13日に通期決算が発表する予定である。

【マテル 2008年第1四半期決算】
■売上高 (Net Sales)  
    9億1930万ドル(2%減)
■営業利益(損失) Operating (Loss) Income
   ▲3650万ドル(前年2060万ドル)
■純利益 (純損失)Net (Loss) Income
   ▲4660万ドル(前年1200万ドル)

【ハズブロ 2008年第1四半期決算】
■総収入 (Net Revenues)
    7億420万ドル(13%増)
■営業利益(Operating Profit)
    6125万ドル(14%増)
■純利益 (Net Earnings) 
    3750万ドル(14%増)
()は前期同期比伸び率、または前年同期の数字

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posted by animeanime at 2008.05.05
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