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 第8回
 クールアニメ
 マーケティング・ヒストリー (4)
  「宇宙戦艦ヤマト」=前編



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2008年05月30日
M&A ]
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 大手玩具会社タカラトミーは、オンラインゲームのゴンゾロッソと資本提携・業務提携を行う。ゴンゾロッソは、アニメ製作などを行うGDHの子会社で「Master of Epic ~The Resonance Age Universe~」、「シャイヤ Shaiya -Light and Darkness-」、「パンドラサーガ」および「ドルアーガの塔 ~the Recovery of BABYLIM~」の4つのオンラインゲームの運営を行っている。

 タカラトミーは、現在GDHが所有するゴンゾロッソの株式のうち12899株(所有割合15.43%)を、およそ7億7400万円で譲渡を受ける。
 GDHのゴンゾロッソに対する持株比率は、現在の69.99%から54.56%に下がる。両社は5月30日付で業務提携と株式譲渡の契約を結び、6月2日に払い込みを行う。今回の譲渡により、GDHには連結で特別利益が2億6100万円発生する。

 今回の提携の目的は、タカラトミーとゴンゾロッソが、オンラインゲームとその関連商品などで共同企画・開発をすることである。アジアを中心とする世界市場へのビジネス展開を目指し、両社が保有する権利やノウハウなどを相互に活用するとしている。具体的には、オンラインゲームでの共同事業、商品の共同開発、世界市場への共同展開が挙げられている。
 オンラインゲーム事業では、タカラトミーグループが持つ「タイムボカンシリーズ」などタツノコキャラクターなどのオンラインゲームでの展開や、両社によるオリジナルのオンライゲームの企画・開発を目指す。また、商品開発では、ゴンゾロッソのオンラインゲーム・コンテンツを利用したカードゲームなどを挙げている。

 タカラトミーにとってゴンゾロッソとの提携は、インターネット事業への拡大といった点でメリットがある。同社のライバル企業であるバンダイは、グループ会社を通じてインターネット事業に広く進出し、ネット上でのブランド作りに強みをみせている。
 しかし、タカラトミーグループはネットやモバイルでの事業展開が遅れており、そうした部分で強みを発揮するゴンゾロッソとの連携の意味は大きい。
 
 しかし、一方で、今後の両社の事業提携がどの程度進展するかの疑念も残る。タカラトミーは平成18年3月のタカラとトミーの合併以来、エンタテイメント関連企業への積極的な投資を続けている。
 平成18年には同じ玩具会社のエポック社の発行済み株式の10.04%を取得、平成19年4月にキディランド子会社化、本年2月にインデックスホールディングスの株式6.66%取得、またユージンの完全子会社を目指した株式公開買付けも行っている。

 ただし、この多くは出資先企業への救済色が強い。特に株式の一部取得は、タカラトミーの事業に目に見える利益をもたらしたかの判断が出来ない。
 タカラトミーの出資については、資本のつながりがより強い事業のつながりになることが、同社の株主からも期待されているのでないだろうか。

タカラトミー http://www.takaratomy.co.jp/
ゴンゾロッソ http://www.gonzorosso.jp/
GDH  http://www.gdh.co.jp/

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posted by animeanime at 2008.05.30
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