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音楽著作権を管理するJASRACが、毎年、著作物使用料の分配額の多い楽曲を表彰するJASRAC賞を発表した。毎年、アニメ関連の楽曲が上位に多数ランキングすることでも注目されているが、今年も関連楽曲の活躍が目立った。
昨年の金賞だった『ハウルの動く城 BGM』には及ばなかったが、国内作品部門銀賞を『エヴァンゲリオンBGM』が受賞した。『新世紀エヴァンゲリオン』はテレビ版主題歌である『残酷な天使のテーゼ』もランキング7位に入っている。昨年の10年振りの新作劇場映画ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』のブームやパチンコ・パチスロなどの作品のマルチメディアな展開が大きく影響したようだ。
一方、国内作品で海外市場からの分配金が多かった作品を表彰する国際賞は、『ドラゴンボールZ BGM(TV)』が獲得した。『ドラゴンボール』シリーズは、このほかランキング6位に『ドラゴンボールBGM(TV)』も入っている。作品の海外での根強い人気を感じさせる。
しかし、同作は2007年に発表された前回のランキングでは、ベスト10までに入っていない。これは米国のテレビで番組再放送が始まったことや、ヨ-ロッパや米国で『ドラゴンボールZ』をテーマにしたゲームソフトが大ヒットしたためと考えられる。
『ドラゴンボールZ』は、国内でも第4位に入っている。こちらは昨年新たに、公式ケータイサイトやゲームサイトがスタートしたためと考えられる。
毎年、この国際部門はアニメ関連楽曲が上位を独占しているが、今年も上位10曲を独占する圧倒的な強さをみせつけた。アニメ音楽が強いのは、海外でのテレビアニメ放映の際に毎回関連音楽が放送されるためである。
実際に今回のランキングを見ても、一般的に人気があるとされる作品リストとはやや異なるところもある。これは世界各国でのテレビ放映の状況に左右されているためである。ランキングの2位には『東京ミュウミュウBGM』、3位には『鋼の錬金術師BGM』、4位に『ポケットモンスターBGM』、5位に『名探偵コナンBGM』となっている。10位までを見ても長年人気があるベストセラーの作品、リピート放映が行われるキッズ向けの番組が中心となっている。
社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC) http://www.jasrac.or.jp/
【JASRAC 国内作品分配額ベスト10(アニメ関連のみ)】
2. エヴァンゲリオンBGM
4. ドラゴンボールZ BGM(TV)
7. 残酷な天使のテーゼ
9. 愛をとりもどせ!!
【JASRAC 海外からの入金配分額ベスト10】
1. ドラゴンボールZ BGM(TV)
2. 東京ミュウミュウBGM
3. 鋼の錬金術師BGM
4. ポケットモンスターBGM
5. 名探偵コナンBGM
6. ドラゴンボールBGM(TV)
7. 聖闘士星矢BGM
8. デジモンアドベンチャーBGM(TV)
9. キャプテン翼BGM
10. 美少女戦士セーラームーンBGM
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