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5月12日、国内の主要な著作権団体と通信事業者により、「ファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害対策協議会」が設立された。協議会はインターネットでのファイル共有ソフトを利用した著作権侵害の対策を検討するために設けられたものである。
権利者団体からは、日本国際映画著作権協会、コンピューター著作権協会、日本音楽著作権協会、不正商品対策協議会(日本映像ソフト協会)などが参加する。また、通信業界からはテレコムサービス協会、日本インターネットプロバイダー協会、電気通信事業者協会、日本ケーブルテレビ連盟などが加わっている。さらにオブザーバーとして警察庁、総務省、文化庁が名前を連ねる。
著作権団体と違法ファイルの配信ルートに利用される通信事業者、それに行政機関が顔を揃えているのが特徴である。
協議会は、警察庁が開催した「平成19年度総合セキュリティ対策会議」の報告結果に基づいている。協議会によればファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害行為は、現在かなりの規模で存在し、さらに近年ファイル共有ソフトの利用者が急増しているとする。
協議会では著作権侵害行為を行う者への対策として、メールによる注意喚起、アカウントの停止、損害賠償請求、捜査・検挙の4つを挙げている。今後は、これらの実施のための情報交換や検討を進めるとしている。
5月9日には、ファイル共有ソフト「Share」を利用して、『機動戦士ガンダム00』、『コードギアス 反逆のルルーシュR』などの人気アニメの違法アップロードを繰り返した男性3名が逮捕されている。
インターネット上の違法ファイルの広がる一方で、正規のコンテンツ配信ビジネスも拡大している。こうした中で、著作権団体の違法アップロードに対する厳しい姿勢はこれからも強まりそうだ。
■ファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害対策協議会構成員
飯山恭高 日本国際映画著作権協会 代表
久保田裕 (社)コンピュータソフトウェア著作権協会 専務理事・事務局長
桑子博行 (社)テレコムサービス協会 サービス倫理委員会 委員長
AT&Tジャパン(株) 通信渉外部長)
甲田博正 (社)日本インターネットプロバイダー協会 行政法律部長
(NTTコミュニケーションズ(株)ネットワーク事業部統合カスタマサービス部
プロセスマネージメント担当部長)
後藤健郎 不正商品対策協議会 事務局長
((社)日本映像ソフト協会 理事・事務局長)
坂田紳一郎 (社)電気通信事業者協会 専務理事
菅原瑞夫 (社)日本音楽著作権協会 常務理事
藤本光弘 (社)日本ケーブルテレビ連盟 著作権委員会委員
((株)広域高速ネット二九六 代表取締役専務)
別所直哉 ヤフー(株) CCO兼法務部長
■「ファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害対策協議会」オブザーバー
警察庁 / 総務省 /文化庁
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