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2008年06月15日
コンベンション ]
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 6月9日からフランス・アヌシーで開催されたアヌシー国際アニメーション映画祭は、14日の映画祭各賞の発表と共に閉幕した。来場者は世界63カ国から昨年より10%多い11万5000人(実数)、うち業界関係者は6700人であった。
 映画祭ではアニメーション誕生100年周年を記念して、アニメーションの父エミール・コールの展覧会が開催された。また、成長が続き、注目が増しているインド・アニメーションにフォーカスした特別プログラムが組まれた。
 さらに映画祭はアートアニメーションだけでなく、商業アニメーションにも力を入れている。今年は米国のテレビアニメーション『ザ・シンプソンズ』の特集を組み、人気の声優陣が会場に現れ、フランスのファンを喜ばせた。

 映画祭の華であるコンペティション部門では、アヌシーのなかで最も注目される短編部門グランプリ(クリスタル賞)に、日本の加藤久仁生氏の『つみきのいえ』が選ばれるうれしい出来事となった。日本の作品がグランプリに輝くのは、2003年の山村浩二氏の『頭山』以来、2度目の快挙である。
 このほか長編映画グランプリには米国の『シータはブルースを歌う:Sita Sings the Blues』(Nina Paley監督)、長編映画特別賞は同じく米国の『Idiots & Angels』(Bill Plympton監督)、観客賞はドイツの『3人の泥棒:Die Drei Rauber』(Hayo Freitag監督)である。

 近年アヌシーが力を入れる国際見本市Mifa(国際アニメーション映画マーケット International Animated Film Market)も好調だった。参加者は業界関係者だけで1900人、企業出展は300社に達した。このため展示場エリアは2007年比で20%増となった。
 3日間にわたる開催期間中はフランスのテレビ局を中心に、新作や事業発表会が相次いだ。Mifaはアニメーション映画祭だけでなく、ビジネスの場としても重みを増している。
 
 アヌシー国際アニメーション映画祭の本家となるカンヌ国際映画祭は、今年は参加者が例年に較べて減り停滞感が伝えられている。しかし、近年世界的に拡大するアニメーション映画の需要は、これとは無関係に成長しているようだ。
 映画祭の閉幕と同時に、来年の開催日程も今回発表されている。2009年のアヌシー国際アニメーション映画祭は、今年と同じ6月の第2週8日から13日まで6日間開催される。

アヌシー国際アニメーション映画祭 公式サイト http://www.annecy.org/

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posted by animeanime at 2008.06.15
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