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 第8回
 クールアニメ
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2008年06月15日
米国 ]
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 米国の大手アニメ流通会社ADヴィジョン(ADV)が発刊するサブカルチャー雑誌「PIQ」が、現在発行されている7月号(通巻4号)を持って廃刊になることが明らかになった。雑誌のオフィシャルサイトで、廃刊に至った経緯が公表されている。
 「PIQ」は、ADVが日本のアニメ雑誌「Newtype」からライセンス受けて発刊していた「Newtype USA」に代わる雑誌として、今年4月に創刊した。アニメ・マンガだけでなく、SF映画やアメリカン・コミックス、テレビ番組を総合的に取り上げるサブカルチャー誌を目指していた。

 「PIQ」の廃刊は、当初雑誌の記事を寄稿するJohanna Draper Carlson氏のブログで明らかにされた後、アニメ情報サイトのアニメ・ニューズ・ネットワークで報道された。その後、6月14日に雑誌のオフィシャルサイトで公式に発表された。
 「PIQ」によれば雑誌の運営は、スタート時点から宣伝不足などの問題を抱えていた。さらに、広告収入が十分でなかったことと経営のまずさから、経営を維持出来る資金的な裏付けがなくなったことを廃刊の理由としている。

 ADVは、今年1月に「Newtype USA」の廃刊を突然発表している。そして新たに「PIQ」をこの4月から発売していた。ADVの説明では、「Newtype USA」の廃刊は雑誌の方向性の違いとされていたが、日本の権利者に支払うライセンス料も理由でないかと指摘する声もあった。
 「PIQ」では、「Newtype USA」にあった無料のDVD特典がなくなったことやアニメ・マンガなどの記事が大幅に減ったことに従来の読者から戸惑いの声があがっていた。一方で、宣伝の不足から新しい読者を獲得することに失敗したとみられる。

 「Newtype USA」に続く「PIQ」の廃刊で、当面ADVが発刊するアニメ関連雑誌はなくなる。このため米国で発売されるアニメ月刊誌は、今後はウィザードの発刊する「アニメ・インサイダー: Anime Insider」のみとなる。
 このほか日本のサブカルチャー全般を広く扱う「OTAKU USA」が隔月刊、よりマニア向けの「Protoculture Addicts」がおよそ年6回(不定期)のペースで発売されているが、その種類は決して多くない。
 日本よりファンの密度が薄い米国でのアニメ雑誌の展開は、日本以上に困難さが伴うようだ。

PIQ 公式サイト http://www.piqmag.com/

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posted by animeanime at 2008.06.15
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