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 第8回
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2008年07月26日
教育 ]
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 慶應義塾大学は、今年8月にアニメビジネスやキャラクターの研究も行うセンター「Keio-NUS CUTE センター」をシンガポールと国内双方に設立することを明らかにした。
 これはシンガポール政府のインタラクティブ・デジタル・メディア研究開発プログラムオフィスの招聘により実現するものである。センターはシンガポール国立大学と連携を取りながら活動と運営を行う。
 シンガポール国立大学と慶應義塾大学日吉キャンパスに活動拠点が設けられる。慶應義塾側は大学院メディアデザイン研究科が、研究の推進、運営の中心となる。

 センターの研究領域は、1)コミュニケーションとライフメディア、2)メディア・テレスコープ・アジア、3)グローバルコンピューティングとしており、ライフスタイルやネットワーク、ポップカルチャーのトレンドなどを取り上げるようだ。
 このうちメディア・テレスコープ・アジアでは、「メディア上に流れる情報を継続的に観測・分析することによってビジネスモデルに発展させる」とする。具体的な研究内容として、日本で流行ったアニメがどのような経路・媒体によってアジアのほかの国で流行るのかを分析し、新たなビジネスモデル確立を探る_としている。
 また、グローバルコンピューティングでは、海外の子どもたちの日本体験となるアニメキャラクターといったグローバルなコンテンツ創造や、これらのコンテンツの知的財産の著作権侵害への政策的取り組みへの働きかけを挙げている。

 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科は、デジタルメディア・コンテンツ領域の人材育成や次世代のメディア領域の創出を目指して2008年4月に開設された。
 一方、シンガポール政府は、近年、同国の新しい産業として文化・芸術などを中心としてコンテンツ産業の振興に力を入れている。国内の関連産業の育成に加えて、海外からのアニメーションやゲーム関連企業誘致にも力を入れている。今回のプロジェクトは、学術分野でも同様のコンテンツ関連分野の強化を目指す動きと言えるだろう。

 シンガポール政府は、世界10ヵ所の大学・研究所とこの分野の連携を目指している。今回は、そのひとつとして慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科が選ばれた。
 日本国内でもコンテンツ関連分野の研究はまだまだ未成熟な部分が大きく、研究の領域や方向性は必ずしも定まっていない。こうした海外との連携は、日本の関連分野の研究に大きな刺激を与えそうだ。

慶應義塾大学 http://www.keio.ac.jp/index-jp.html
慶應義塾大学大学院 メディアデザイン研究科 http://www.kmd.keio.ac.jp/jp/

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posted by animeanime at 2008.07.26
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