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携帯型ゲーム機のワイヤレス通信機能を利用し、電子コミックを配信する株式会社リブリカが、ゲームソフト開発のトーセと大手出版4社との共同出資で設立された。
会社の目的はデジタルコンテンツ配信サービスの企画と運営である。その第1弾として任天堂のWiiを利用したインターネット配信型電子コミック配信サービスを行う。Wiiは今年1月の段階で国内500万台を販売したゲーム機だけに、多数のサービス利用者が期待できる。
この配信サービスでは、Wiiがインターネットに接続していれば、閲覧用の専用プレーヤーの購入することで、誰でも利用できる。また、WiiからニンテンドーDSへ持ち出す機能なども検討中で、今後はWiiならの機能も開発されそうだ。
今回注目されるのは、新会社リブリカの出資に角川書店、講談社、集英社、小学館の4社が並んだことである。4社は国内の大手の出版社であると同時に、マンガ出版でも大きなシェアを持つ。大手の4社が協力することで、配信コンテンツのラインナップ充実が期待出来る。
事業の主体となるトーセはもともとゲームソフトの企画・開発の受託を行ってきた会社である。加えて、近年はモバイル向けコンテンツの企画・開発も行っている。こうしたことからゲームとコンテンツ配信のふたつの事業を得意とする。
もともとはゲーム機であるWiiを利用したコンテンツ配信に、トーセのこのふたつの知識と経験が活かされることになる。
新会社の資本金は7000万円、トーセが3000万円(出資比率42.86%)を出資し、残りを4社が分け合う。しかし、今回はトーセと4つの出版社との提携事業となったが、リブリカは現在の5社にとどまらず、今後も広く出版関連、デジタル配信関連の業界各社に事業への参加を呼びかけていく方針としている。既に、今後のビジネスの可能性を感じさせる大きな枠組みだが、さらに大きな枠組みを考えているようだ。
そして、より多くの企業が参加すれば、Wii向けの電子コミック配信のスタンダードともなり得るため、参加企業にもたらす利益は大きい。また、利用者にとっても便利なものとなる。
リブリカは、今後の事業の詳細については、詳細が決まり次第あらためて発表するとしている。
リブリカ 公式サイト http://www.librica.co.jp/
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