検索

clear.gif

120_600_2.jpg

120_600_2.jpg
 第8回
 クールアニメ
 マーケティング・ヒストリー (4)
  「宇宙戦艦ヤマト」=前編



120_600_2.jpg

120_600_2.jpg
カレンダー
バックナンバー

2008年08月09日
韓国・台湾 ]
clear.gif

 東映アニメーションがモバイル向けに展開するコンテンツ「東映アニメ☆コミック」が、この8月より台湾で配信事業を開始した。
 「東映アニメ☆コミック」は、アニメ作品をモバイル端末で読むという新しいスタイルのコンテンツを提案するサービスである。日本では2006年11月に配信事業を開始しており、現在『銀河鉄道999』、『ふたりはプリキュア』、『ゲゲゲの鬼太郎』など10作品726話を提供している。

 「東映アニメ☆コミック」の特徴は、アニメの映像をあたかもマンガのようにコマ割りをし、吹き出しをつけていることである。現在人気が高い携帯コミックのような体裁で、ユーザーが手軽にコンテンツを楽しめるようになっている。
 携帯コンテンツではアニメの配信も多いが、「東映アニメ☆コミック」ではアニメを読むという新しい楽しみ方を提供することで人気を集めている。
 また、「東映アニメ☆コミック」は、昨年テレビ番組の国際見本市MIPCOMのモバイル&インターネットTVアワード2007で、携帯向け最優秀作品・最優秀チャンネル賞を受賞している。海外の関連業界からも注目の高いサービスである。

 今回の台湾での事業は、「東映アニメ☆コミック」初の海外進出となる。当初は、市場シェアの高い台湾携帯配信会社(Taiwan Mobile Co., Ltd.)の運営するサイト「行動漫画」でコンテンツ配信を行う。
 さらにその後は、他のモバイル会社でも配信を開始する。東映アニメは、今後も台湾での「東映アニメ☆コミック」の事業を積極的に拡大する構えである。

 東映アニメーションは、近年、事業の多角化により積極的になっている。なかでも海外事業とインターネット・モバイル事業は、特に力を入れる分野である。そう考えれば、海外市場でのインターネットとモバイルのビジネスは、同社の重点課題と言っていいだろう。
 東映アニメは今年夏から、北米市場でインターネットを通じた配信ビジネスを開始している。今回の台湾におけるモバイルビジネスは、これに次ぐ動きとも言える。

 海外事業やインターネット・モバイル事業に力を入れるアニメ関連企業は多い。しかし、いずれも個別事業としての展開で、海外でインターネット・モバイル事業を展開するという流れはまだ生まれていない。
 今回の「東映アニメ☆コミック」の台湾進出は、海外で自社コンテンツを利用したモバイル事業を手掛けるという点でも野心的な試みとなっている。

東映アニメーション http://corp.toei-anim.co.jp/

clear.gif
posted by animeanime at 2008.08.09
clear.gif
clear.gif
コメント
clear.gif