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講談社が今年4月に創刊した大型少年マンガ雑誌「月刊少年ライバル」が、単行本、PC向けの電子コミック、モバイルの3つのメディアで同時に展開する。
マンガ作品が電子書籍として発売されるのは最早珍しくないが、創刊と同時、しかも3つのメディアでの同時展開は珍しい。講談社の電子コミックスへの積極的な取組みとして注目される。
「月刊少年ライバル」は、今年4月に少年向けのマンガ雑誌として創刊した。アクションなどのマンガを中心としており、『モンスターハンター オラージュ』(真島ヒロ著)や『ブライザードライブ』(岸本聖史著)といった人気作品を連載している。そして、この連載作品を単行本化するために「ライバルコミックス」が、8月4日に創刊した。
発売される作品は、『モンスターハンター オラージュ』や『ブライザードライブ』のほか『弟キャッチャー 俺ピッチャーで!』(兎中信志著)、『エンマ』(原作:土屋計 作画:ののやまさき)、『名探偵パシリくん!』(原作:雛祭わいん 作画:うみたまこ)の合計5作品である。
今回は、こうした従来型の単行本発売に加えて、「講談社コミックプラス」で携帯コミック版を発売、「講談社コミックプラス・デジタルコミックストア」ではPC向けの電子コミックを同じ日に発売するユニークな試みとなっている。
「講談社コミックプラス」は、今年2月に講談社が自ら開設したばかりの携帯コミック配信サイトである。また、「講談社コミックプラス・デジタルコミックストア」は、PC向けコミック配信サイトとして今回の創刊に合わせて開設されており、講談社の今回の試みに対する意気込みの強さが伺われる。
今回のプロジェクトは、マンガ作品を、紙、PC、携帯といった消費者が自分の好きななかたちで作品を読めることを目指したものである。
講談社は、今後も、紙メディアとデジタル媒体の連携を積極的に行い、読者が自分に合わせた自由に選択をすることで作品に出会う機会を増やす方針だ。自社が発行するマンガ作品の価値の最大化を目指す。
大手出版社の積極的なネット、モバイルへの取組みは、電子書籍・コミックスの市場拡大をさらに広げることになりそうだ。
講談社 http://www.kodansha.co.jp/
講談社コミックプラス・デジタルコミックストア
http://comic.bitway.ne.jp/kc/top.html
講談社コミックプラス(携帯) http:// kcmp.jp (3キャリア共通)
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