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 第8回
 クールアニメ
 マーケティング・ヒストリー (4)
  「宇宙戦艦ヤマト」=前編



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2008年09月10日
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 ゲームや玩具、アニメなどを手掛けるバンダイナムコホールディングス(バンダイナムコHD)は、ヨーロッパ地域で新たに設立されるゲームソフト販売会社への出資を検討していると9月9日に発表した。
 同社が出資を検討しているのは、フランスの大手ゲーム企業インフォグラム・エンタテインメント(Infogrames Entertainment)の子会社アタリ・ヨーロッパが新たに設立するゲームソフトの販売会社である。新会社は、アタリのヨーロッパの販売部門をスピンオフした会社で、フランスだけでなく、ヨーロッパ・全域へのゲームソフトの販売を行なう。

 現在の計画では、バンダイナムコHDの子会社であるナムコバンダイ・ゲームス・ヨーロッパが、新会社の株式の34%、およそ3000万ユーロ、日本円で50億円程度を出資する。残りはアタリ・ヨーロッパが出資する。
 バンダイナムコHDは今回の出資は、同社の海外事業の強化戦略の一環であるとしている。現在は、グループのヨーロッパ地域におけるゲームソフトの販売は、他社に委託をしているが、自社の関わる販売網を構築することでゲームコンテンツ事業の強化が可能であると考えている。

 現在バンダイナムコHDは、経営目標に海外市場での売上高と経営基盤の拡大を進めている。具体的には、現在グループで3割弱程度の海外売上高を5割に引き上げる方針である。
 同社は国内ではエンタテイメント関連の巨大グループで、世界有数の玩具、ゲーム、アニメ企業である。しかし、同社の目指すグローバル企業としての勝ち残るには十分な規模とは言えない。事業の拡大を狙うにも、人口減に直面する国内は今後飛躍的な市場の拡大は望めない。そのためには、海外市場の拡大が必要になっている。

 バンダイナムコHDは、これまでにもM&Aは否定していないなど、様々な方法から事業拡大を目指している。実際に、2006年夏には、ドイツにある女性向けドールメーカーZapf Creationに、公開買付け(TOB)を行っている。このTOBは、結果的には経営陣の賛同を得られず不成功になった。
 しかし、その時のTOBの目的は、バンダイナムコの弱いとされる女児向け玩具のラインナップ強化に加えて、Zapf Creationの持つ東ヨーロッパでの流通販路の活用も含まれていた。
 こうしたことからもバンダイナムコHDが、今回のゲームソフトに限らず、自社の手掛けるあらゆる事業領域で海外販路の拡大を目指していることがわかる。

 アニメやゲーム、マンガ、玩具、映画など日本のエンタテインメントは、海外での知名度や評価の高さに比べて市場開拓が遅れている。
 その理由のひとつに、現地で競合する海外企業に比べて、流通販路が不足していることがある。バンダイナムコの今回の海外企業出資は、そうした状況を変えるきっかけになるかもしれない。

バンダイナムコホールディングス http://www.bandainamco.co.jp/
インフォグラム・エンタテインメント(Infogrames Entertainment)
http://corporate.infogrames.com/infogramesgb/
アタリ http://www.atari.com/

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posted by animeanime at 2008.09.10
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