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2008年09月29日
中国 ]
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 角川グループホールディングは、中国・広州の出版社でマンガ販売事業に強みを持つ広州漫友文化科技発展有限公司(漫友)と出版事業の推進とマンガ家育成の分野で事業提携を行う合意をした。9月29日に、事業提携の意向を確認する基本合意の調印を行った。
 広州漫友文化科技発展有限公司の設立は2006年ながら、中国でのマンガ販売でトップシェアを握り、1000点以上のマンガ発行の実績がある。角川グループは同社を通じて出版事業を行うことで、中国大陸の広い地域での流通展開が期待できる。

 今回の事業提携は、1)漫友を通じた角川グループの出版コンテンツの発売、2)中国のマンガ家の育成、3)中国のマンガ家の育成によるオリジナルコンテンツの制作の3点となっている。
 角川作品の出版と同時に、中国での人材育成に大きな力点が置かれている。角川グループは、日本から広州へ編集者を派遣し、現地でマンガ家と編集者の育成を行う。また、中国のマンガやノベルズの制作とその商品化、映像化も目指す。

 これは中国行政のコンテンツ産業の育成方針の変更も影響している可能性が高い。これまで中国では、マンガよりもアニメーション制作とその人材育成に大きな力を注いできた。しかし、アニメーションの生産量は拡大しているものの、作品のクオリティは十分でなく、中国のアニメーション産業の振興は成功していないとされる。
 こうした理由のひとつに、中国におけるアニメーション原作の未成熟が挙げられている。日本でアニメ制作に原作を供給するマンガに値するような供給元が、中国に存在しないことがしばしば指摘される。今回の提携で中国側は、マンガ家、小説家の育成ノウハウの獲得を角川グループ側に期待していると言っていいだろう。

 一方角川グループは、中国大陸では日本のマンガやライトノベルの関心は高いが、これまで日本のコンテンツの販売はわずかで、未開拓な巨大市場と説明する。中国最大のマンガ出版社と手を組むことで、一気に中国市場の開拓を目指す構えである。
 今回の提携合意書に基づいて、今後は年内を目標により詳しい事業提携協議書を締結する予定である。

角川グループホールディング http://www.kadokawa-hd.co.jp/
広州漫友文化科技発展有限公司(漫友文化傳播機構)
http://www.comicfans.net/

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posted by animeanime at 2008.09.29
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