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 第8回
 クールアニメ
 マーケティング・ヒストリー (4)
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2008年10月29日
企業決算 ]
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 アニメ制作の大手トムス・エンタテインメントは、平成21年3月期第2四半期(中間期)の決算発表を行った。
 期間中には、当初予定していたアミューズメント事業の売却が中止になった。そのアミューズメント事業の不振や、DVD販売の不振で、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益の全てが昨年を下回った。

 連結売上高は71億2400万円(前年比3.1%減)、営業利益は1億9800万円(同54%減)、経常利益は2億3900万円(同47.6%減)、当期純利益は3800万円(同89.5%減)である。
 アニメーション事業全体では、売上高は50億6300万円(同4.3%)と前年より増加した。しかし、テレビアニメ制作本数の減少により、テレビアニメ関連の売上高は減少している。一方で、劇場アニメ映画制作は伸びた。
 ロイヤリティ(版権)販売収入は、国内DVD販売収入が大きく落ち込んだとしている。しかし、海外販売収入、ネットワーク事業収入、商品化権収入、音楽収入が増加となり、全体では前年同期比7.0%増となった。作品の多角的な利用が、DVDの落ち込みをカバーするかたちである。

 またアミューズメント事業については、業界全体の市場全が落ち込んだこと、3店舗の閉鎖を実施したことから売上高が20億6100万円、前年同期で17.5%の大幅な減収となった。
 さらに当初トムスが想定していたアミューズメント事業の譲渡の契約が解消されたことから、同社は今後もアミューズメント事業を引き続き運営することになる。このためレジャー市況に大きく左右されがちな同事業は当面トムスに残り、今後も同社のリスク要因となりそうだ。

 今回の決算発表に合わせて、トムスは通期業績予想を変更している。アミューズメント事業が引き続き残ることから売上高は上方修正されるが、アニメーション事業でのアニメ制作本数の減少、ビデオ(DVD)販売の不振、アミューズメント事業の既存店の不振などを理由に利益面では大幅に下方修正される。
 連結売上高の予想は141億1100万円、営業利益は2億8000万円、経常利益は3億1000万円、当期純利益は4000万円である。当期純利益については、 経常利益減少に加え、アミューズメント譲渡契約解消による特別利益の減少と在外子会社清算結了に伴う損失なども含まれている。

トムス・エンタテインメント http://www.tms-e.co.jp/

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posted by animeanime at 2008.10.29
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