検索

clear.gif

120_600_2.jpg

120_600_2.jpg
 第8回
 クールアニメ
 マーケティング・ヒストリー (4)
  「宇宙戦艦ヤマト」=前編



120_600_2.jpg

120_600_2.jpg
カレンダー
バックナンバー

2008年10月11日
企業決算 ]
clear.gif

 アニメ製作・マンガ出版などを行うIGポートは、10月10日に平成21年5月期第1四半期(20年6月~8月)の決算発表を行った。
 連結売上高は、21億9700万円と前年同期の10億4400万円から大きく伸びた。また、前年同期はマイナスであった営業利益と経常利益は、それぞれ1900万円と2700万円と黒字となった。しかし一方で、当期純利益は4300万円のマイナスであった。

 第1四半期の売上高は、前年同期から倍増した。前々期は19億6400万円、前期10億4400万円、今期21億9700万円とぶれの大きな推移をしている。これは制作事業が大型作品の納品の有無によって左右されるため、四半期決算で変動が大きなためである。
 それでも今決算は、IGポートの売上が順調に拡大していることを表していそうだ。前々期の売上が大きかったのは、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society』である。

 しかし、今期は第1四半期中に劇場公開された大型作品『スカイ・クロラ』の制作費は、前期に納品済のため今決算には含まれていない。突出した大型作品というよりも、制作全体の底上げが売上高の拡大になっているとみられる。
 また売上高のなかには昨年12月に経営統合したマンガ出版社マッグガーデンの分が加わっており、事業の幅も広がっている。

 利益面では、前年同期は映像マスターの会計処理の変更が営業利益と経常利益で赤字となった理由である。このため特殊要因のなくなった今期は、黒字決算となった。
 さらに当期純利益では、プロダクション I.Gとジーベックが、今期から退職金制度を変更したことから退職給付引当金3200万円が発生し、これを特別損失として計上している。これが当期純損失の幅を広げた。

 事業別では、主力の映像制作事業は売上高18億830万円、営業利益は1億6280万円である。第1四半期の主力作品には、劇場アニメ『攻殻機動隊2.0』、TVアニメ『RD潜脳調査室』、『無限の住人』、『TO LOVEる』、『ワールド・デストラクッション』、実写ドラマの『ケータイ捜査官7』などが含まれる。
 一方、出版事業では、「コミックブレイド」や「「コミックブレイドavarus」のマンガ雑誌、マンガ単行本『ARIA』などが中心となった。売上高は2億4060万円だったが、営業損失は590万円であった。
 また版権事業も、売上高1億3180万円、営業損失530万円とマイナスであった。第1四半期に関する限りは、映像事業が全体の利益を生み出しているかたちである。 

IGポート http://www.igport.co.jp/

clear.gif
posted by animeanime at 2008.10.11
clear.gif
clear.gif
コメント
clear.gif