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 第8回
 クールアニメ
 マーケティング・ヒストリー (4)
  「宇宙戦艦ヤマト」=前編



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2008年11月06日
携帯端末 ]
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 音楽系のコンテンツ配信サイト「music.jp」などを運営するエムティーアイは、連結子会社で携帯向けコミックサイト「comic.jp」を運営する株式会社コミックジェイピーを来年2月1日付けで吸収合併する。
 エムティーアイはコミックジェイピーの全株式を保有しているため、合併による新株式の発行や資本金の増加、合併交付金の支払いなどは発生しない。同社は今回の合併の理由について、コンテンツ配信事業を一体運営する方がより機動的にビジネス展開出来るためとしている。

 しかし、今回の合併はコミックジェイピーの業績不振が続いていることも理由にあるとみられる。同社の事業は2005年12月の設立以来赤字が続いており、業績が好調なエムティーアイと合併することで経営のてこ入れを行う狙いがあると見られる。
 コミックジェイピーは3ヵ年連続で業績の最終赤字となっている。2008年9月期決算は、売上高9億5900万円に対して、営業損失6億1000万円、経常損失6億2600万円、当期純損失6億2600万円であった。また、この結果、同社は今年9月30日現在で、9億700万円の債務超過となっていた。

 デジタルマンガ市場は過去数年間で急成長しており、停滞感の強まる日本のマンガ市場のなかで次世代の巨大市場として注目されている。2007年にはその市場は100億円を超え、そのうち約8割を携帯向けが占めているとされる。
 しかし、市場の成長とは裏腹に、市場の成長性に目を向けた新規参入が相次ぎ、競争が激化している。
 出版社(権利者)から作品を預かり、コンテンツプロバイダーに作品を提供する取次ぎサービスが急成長している。多くのコンテンツプロバイダーが同じ取次ぎサービスを使うため、サイトごとの提供タイトルの違いはほとんどなくなっていることも、市場競争が激化している理由である。

 この結果、現在携帯コミックサイトは、より多くのユーザーを持つNTTソルマーレなど上位数社の寡占状態となっている。上位企業がデジタルマンガ市場拡大の恩恵を得る一方で、新規携帯向けコミックサイトのなかには経営状況が厳しいところが少なくないという。
 エムティーアイによるコミックジェイピーの吸収合併は、そうしたデジタルマンガ市場の現状の一端を明らかにしたと言えるだろう。

エムティーアイ http://www.mti.co.jp/

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posted by animeanime at 2008.11.06
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