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 第8回
 クールアニメ
 マーケティング・ヒストリー (4)
  「宇宙戦艦ヤマト」=前編



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2008年11月10日
企業決算 ]
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 11月10日、アニメ製作などを行うGDHは、平成21年第2四半期(20年4月~9月)までの決算発表を行った。事前の業績予想を下回り、前年同期比で減収赤字転落と厳しい結果となった。
 連結売上高は30億5400万円(前年同期40億7400万円)となったほか、営業損失が5億4300万円(同営業利益1億9700万円)、経常損失が6億3000万円(同利益1億7000万円)、当期純損失は5億8100万円(同利益8900万円)である。

 事前の予想では売上高33億円、営業損失は1億4000万円、経常損失は1億8000万円、当期純損失は3億3900万円となっていたので、実際の決算と予想との差異が大きくなっている。
 また、今回は第2四半期だけでなく通期連結決算も、大幅に下方修正をしている。それによれば、売上高は80億円から61億円、営業利益は1億円からマイナス13億8100万円、経常利益は2000万円からマイナスの15億800万円、当期純利益は3億2900万円からマイナス16億円まで引き下げられている。

 こうした第2四半期の結果と通期業績予想の引き下げについてGDHは、グループのアニメ作品制作の新規受注を一部見直したこと、国内ライツ事業で権販売が当初の見込みに達しなかったこと、キャピタル事業で同社の関連する投資組合が取得した投資有価証券に評価損が発生したことを理由に挙げている。海外でのDVD売上高も当初見込みに達成しないとしている。
 実際、売上高では新作アニメ製作の見直しによる影響が、通期で5億1300万円の減収としている。また海外ライツの未達成が3億5400万円、ゲーム事業のライセンス見直しが7億3700万円の減収要因となる。また営業利益では、アニメ製作の見直で4億6900万円、海外ライツの未達成が2億8900万円、ゲーム事業のライセンス見直しが2億7000万円の減益に影響している。

 第2四半期までの事業セグメントごとの内容については、アニメーション制作事業が売上高17億9000万円、営業損失が3億2200万円となっている。
 そのうちアニメーションの企画・制作事業では、製作出資タイトルを見直した。そうしたなか『鉄のラインバレル』や『ストライクウィッチーズ』などの制作を行った。またライツ事業では、国内では『ドルアーガの塔~the Aegis of URUK~』や『ブラスレイター』、『ぼくらの』などを中心に、海外では『ロミオとジュリエット』、『NHKにようこそ!』、『RED GARDEN』などを中心に展開した。しかし、黒字化には及ばなかった。

 オンラインゲーム事業は売上高12億5000万円で、営業利益2億円と黒字となっている。国内で4タイトル『ドルアーガの塔』、『パンドラ・サーガ』、『Master of Epic』、『シャイヤ』を運営した。
 このほかマレーシア・シンガポールで3タイトルを運営しており、海外戦略を活発化させた。しかし、全体の事業をカバーするには至らなかった。

 こうした状況に対してGDHは、今後事業収支の改善を目指す。アニメーション事業でのスケジュール管理の徹底することで制作利益を確保するほか、製作出資比率の低減や出資タイトルの精査の厳格化で、出資リスクを抑制する。また既存の作品ライブラリーの積極的な活用を目指す。
 オンラインゲーム事業では、アジアなど市場成長率の高い地域へ経営資源を集中し、事業の選択と集中を引き続き目指す。
 一方でGDHは決算発表と合わせて構造改革の断行及び成長戦略策定を発表し、利益の生み出せる新たな事業構造を目指すことを明らかにしている。さらに平成21年2月には今回の発表を基に、新しい中期経営計画を発表するとしている。

GDH http://www.gdh.co.jp/

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posted by animeanime at 2008.11.10
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