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2008年12月06日
コミック ]
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 12月5日付の日刊工業新聞によれば、凸版印刷の電子書籍事業子会社ビットウェイが2009年から海外向けにマンガ配信事業を開始する。
 報道によれば2009年春に香港と台湾で、2009年度中にヨーロッパ、2010年度に北米へ進出するとしている。また、iPhoneを含む複数のメディアに向けて配信することで、2010年度には10億円の売上を見込んでいるともしている。

 同じニュースは、2008年6月26日にも日経産業新聞でも報じられている。その際には、韓国、台湾で今年11月から、2009年4月から欧米での事業開始を検討中としていた。
 凸版印刷はこれまでのところ海外進出に関する正式なリリースを出したことはない。しかし、日経産業新聞と日刊工業新聞の双方の記事を信ずるなら、ビットウェイの海外進出は当初の予定よりやや後ろにずれこんだかたちとなる。

 ビットウェイは一般的にはあまり知られない会社だが、現在電子書籍、コミックス関連の最も重要な企業のひとつとなりつつある。同社のビジネスは、国内の主要な出版社や製作会社の作品の権利とコンテンツをまとめて、モバイルやPCサイトの運営会社に販売する電子書籍取次業である。
 権利者は自らサイト運営会社と交渉することなく、コンテンツの管理や配信、収益の回収を行うことが可能になっている。ビットウェイはこの分野の大手企業で、前期の売上高は50億円を超えているとみられる。

 国内のマンガ市場の長期的な低落傾向の中で、出版業界の中で海外マンガ市場への関心が強まっている。この中で日本では急激に成長した電子コミックスの市場は、海外でも成長市場として特に興味を集めている。
 しかし、各出版社がこの分野で個別に海外展開するには、資金、コスト的に負担が大きい。また、大手出版社以外では、コンシュマーの要望に応えられるだけの作品タイトルを十分集めるのは大変である。

 そうしたなかで電子書籍取次業者として国内で実績のあるビットウェイの海外進出は、海外の電子書籍事業の合理化、拡大とその推進に大きな役割を果たす可能性が高い。
 同社の海外事業はまだスタートの段階に過ぎないが、巨大な潜在的市場である海外の電子コミックス事業の掘り起こしに期待されるものは大きい。

日刊工業新聞 http://www.nikkan.co.jp/
凸版、来春から海外でコミックを携帯・PC向けに配信
NIKKEI ONLIN(日経産業新聞) http://it.nikkei.co.jp/
ビットウェイ、韓国と台湾で携帯コミック――欧米でも配信検討

ビットウェイ http://www.bitway.co.jp/

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posted by animeanime at 2008.12.06
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