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2009年01月27日
調査 ]
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 日本貿易振興機構(JETRO)は、2008年に行なった北米のオンラインゲーム市場に関する広範囲な調査レポート「「北米オンライン市場調査報告」を1月から公式サイトで提供している。2003年以降ジェトロが定期的に行なっている海外のコンテンツ関連レポートの一環である。
 ジェトロはこれまで、幅広いコンテンツやゲーム、アニメ、マンガ、音楽などをテーマ別、地域別に調査してきた。これらは海外での日本発のコンテンツ関連市場の規模や流通の仕組みに関する貴重な情報、レポートとなっている。

 オンラインゲームについては、市場規模が大きく普及率が高い韓国と中国についての個別の調査をあるが、それ以外の国については今回が初めてのものになる。
 また、北米のコンテンツ市場の調査は、アニメ、映画、音楽に続くものである。北米のオンラインゲーム市場は現在アジアに較べて普及が遅れているとさており、その規模や現状は日本ではあまりよく知られていない。それだけに潜在的な成長余地の大きな市場とも言える。今回は、そうした成長期にある市場の調査を行い情報を提供することで、ゲーム市場での国際的な展開を狙う日本企業のサポートを目指すものとなる。

 レポートの中でも、米国のオンラインゲームビジネスは黎明期から飛躍期に移行しつつあると市場拡大の可能性を指摘する。また、民間調査機関の見方として、PCの機能の向上とブロードバンド化がオンラインゲームの市場拡大を後押ししていると紹介している。
 具体的な北米のオンラインゲーム市場については、2005年で10億ドル(約900億円)、2006年で14億円(約1300億円)(推定)という数字を挙げている。デジタルコンテンツ白書によれば、日本のオンラインゲームの市場は2005年で596億円、2006年で737億円である。この数字を比較すると北米のオンラインゲーム市場は日本よりも巨大であることがわる。

 ただし、調査が、米国の経済危機の前に行なわれていることもあり、調査機関の予測である2012年までに市場が45億ドル(およそ4000億円)まで拡大するというのは楽観的に見える。日本のオンラインゲーム(特にPCオンラインゲーム)の伸び率が当初期待されたほど大きくなかったと同じ様に、高い成長期待を掲げ、それが実現するかはやや疑問が残るところだ。
 しかし、こうしたことも含めて調査レポートには、PCオンラインゲームとコンソール機を利用したオンラインゲームの市場ごとの分析やビジネスの形態や課金方法、有力タイトル、利用者の属性など豊富な情報が盛り込まれている。また、オンラインゲームの関連団体やトレードショーなどはこの分野の事業者にとっては有用な情報になるだろう。

 さらに調査では、オンラインゲームだけでなく、インターネットの普及率やブロードバンドのインフラの現状、コンソール機の普及状態などを調べている。携帯ゲーム機やモバイルについての現状と今後の見通しにも触れている。
 こうした部分はオンラインゲームに限らず、インターネットやモバイルを利用したアニメ、映像、音楽、マンガのビジネスの関係者にも参考になるに違いない。

日本貿易振興機構(JETRO) http://www.jetro.go.jp/
  コンテンツ産業ポータルサイト http://www.jetro.go.jp/industry/contents/
  北米オンラインゲーム市場調査報告(2008年8月)
  http://www.jetro.go.jp/world/n_america/us/reports/05001622

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posted by animeanime at 2009.01.27
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