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2009年01月25日
海外 ]
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 日本で『VIPER’S CREED ヴァイパーズ・クリード』や『黒塚-KUROZUKA -』など自局のオリジナルアニメ放映に乗り出しているアニマックスが、アジア地域でも現地のオリジナルアニメ製作に乗り出している。
 ソニー・ピクチャーズ テレビジョン インターナショナルで、東南アジア・西南アジア地域のアニメ番組放送を行なうアニマックス・アジアは、同局初製作のオリジナルアニメ『LaMB』を今年3月から放映する。作品放映予定地域はシンガポールのほか、マレーシア、フィリピン、インドネシア、インド、香港、台湾、タイ、ベトナムなどアジアの広い地域に及んでいる。日本での放映予定は、現在リリースされていない。

 作品は2007年に、日本だけでなくアジア太平洋地域に拡大してアニメの脚本を募集した第6回アニマックス大賞のパン・アジア賞の受賞作品を原作としている。フィリピンのカメロ・S・J・ニュイニオさんのSF作品『ラミネートウーマン』である。
 アニマックス大賞は大賞受賞シナリオを日本の著名スタジオがアニメ化しているが、この時の大賞はタカマガハヤトさんの『タカネの自転車』(2008年A-1 Picturesがアニメ化)であった。『ラミネートウーマン』は、アニメ化のチャンスは逃していた。

 しかし、作品はコンペティションに参加したアニマックス・アジアの目に留まり、同局が初製作するオリジナルアニメとして製作されることになった。その後『ラミネートウーマン』は『LaMB』に発展し、現在はテレビアニメだけでなく、ゲーム企画も巻き込んだ大型プロジェクトになっている。
 制作はシンガポールの大手アニメーション制作会社であるピーチブロッサムスタジオのほか、シンガポールとインドネシアにスタジオを持つイマジナリー・フレンズ・スタジオも行なう。

 作品は3Dアニメーションになるが、現在公開されているキャラクターはトゥーンシェードを利用したセルタッチが残っており、こうした面からもかなり日本アニメを意識していることが伺える。
 アニマックス・アジアはプロジェクトに大きな力を入れており、3月のプレミア放映に向け既に公式サイトを立ち上げている。また、テーマ曲はカナダの人気ポップ・パンクバンド シンプルプランと米国のザ・クリック・ ファイヴが担当。昨年12月には、シンプルプランが歌うテーマ曲『I Can Wait Forever』のアニメーションを活かしたミュージックビデオを公開している。
 既に声優陣の一部も発表されており、主人公ジャックには台湾の人気アイドルグループF4のメンバー ヴァネス・ウーさんが(中国語版・英語版)、ヒロインのケイコには、香港の人気女優ジョシー・ホーさん(英語版・広東語版)と田中千繪さん(中国語版)が決まっている。
 作品はフィリピン人のニュイニオさんの原作を、シンガポールで製作し、出演は香港、台湾、日本、そしてテーマソングをカナダ人とアメリカ人が歌うことになる。

 アニマックス アジアが本拠を構えるシンガポールは、アニメーション産業の振興に力を入れている。しかし、国土の小さいシンガポールは、他国の才能を最大限取り込んだグローバルな産業振興を目指している。
 今回のプロジェクトも、アニメーションビジネスの世界的なハブを目指すシンガポールらしいグローバルなものだ。

『LaMB』 公式サイト http://www.animax-lamb.com/
アニマックス・アジア http://www.animax-asia.com/

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posted by animeanime at 2009.01.25
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