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2009年01月22日
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 モバイル・コンテンツ事業のインデックスホールディングス(インデックスHD)は、子会社で映画の製作・配給・興行を行なう日活を日本テレビ放送網に売却することを決定した。現在、同社が保有する日活の発行済株式の71.08%のうち、34%分をおよそ23億9000万円で日本テレビに譲渡する。
 日活の大株主は37.09%保有のインデックスHD、34%の日本テレビ、16.76%のスカパーJSATの3社となる。これにより日活はインデックスの連結子会社から、持分適用会社に変更となる。また、日活は残る37.09%についても、将来的には他社への譲渡を検討するとしている。

 日活は平成20年7月決算で売上高およそ125億円、営業利益、経常利益はそれぞれ4600万円と1億1900万円だったが、当期純利益は8億7900万円の赤字である。また、インデックスHDは平成21年8月第1四半期決算についても、グループの映像事業が不振であったとしている。
 日活は2008年12月に製作、配給、興行事業のうち、興行事業を東京テアトルに委託する発表をしたばかりであった。今後は、さらに大手放送局である日本テレビと提携することで事業の拡大を目指す。

 日活の株式譲渡についてインデックスHDは、同社が現在進めるグループ事業の選択と集中のためとしている。これはインデックスHDが海外事業の不振などからビジネスの戦略再構築を行なっている。
 この結果、同社は中核事業をモバイルとそのソリューション事業、そしてエンタテイメント事業のふたつに絞る方針を掲げている。今回は、そのエンタテイメント事業のなかでもさらにアニメ事業とゲーム事業に特化し、映画事業から撤退することになる。

 同社は、既にタカラトミーと合弁で進めていたキャラクター事業の戦略会社ティーツーアイ エンターテイメントについても、自社の持分を手放している。インデックスHDが目指したエンタテイメントの総合企業戦略は、今回の決定によって最終的に変更されたことになる。
 一方、残る中核事業とされたアニメ事業、ゲーム事業については、今後もグループ会社として維持される可能性が高そうだ。アニメ事業はアニメ製作のマッドハウス、ダイナモピクチャーズ、ゲーム事業はアトラスが行なっている。
 インデックスHDはゲームやアニメはグローバル市場への展開が見込めるとしており、海外事業を視野に入れることで収益性の高いビジネスが実現できると見ているようだ。

 インデックスHDは日活を手放すことになるが、映画事業の日活とアニメのマッドハウスとで期待されたシナジー効果と連携は、日本テレビを核に継続しそうだ。
 日本テレビとそのグループ会社バップは既にマッドハウスの株主になっており、アニメ製作や放映、映像パッケージの発売で連携を組んでいる。今後は、これに日活が加わることになる。

 一方、日本テレビにとっては、今回の日活株の取得は大きな挑戦となる。放送局が知名度の高い映画会社を傘下におさめたことになる。今後は、製作から配給を含めて、より積極的に映画ビジネスにかかわることになる。
 テレビ番組の配信ビジネスに力を入れるNHK、テレビ東京、アニメ製作のシンエイ動画を子会社化したテレビ朝日などと同様に、放映・広告事業からコンテンツプロバイダーへの変貌を狙う、在京キー局の戦略がここでも見られる。

日活 http://www.nikkatsu.com/

インデックスホールディングス http://www.index-hd.com/
日本テレビ放送網 http://www.ntv.co.jp/

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posted by animeanime at 2009.01.22
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