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2009年02月03日
企業決算 ]
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 2月3日、大手玩具会社タカラトミーが、平成21年3月期第3四半期(20年4月~12月)の決算を発表した。第2四半期までは増収増益の堅調な業績を続けていたタカラトミーだが、第3四半期では一転して減収減益となった。
 また、これに合わせて通期決算の下方修正を行なった。第3四半期はクリスマスを含み玩具企業にとって最大のビジネス時期だが、この年末商戦で苦戦したと見られる。特に景気の急減速が進む北米、ヨーロッパの玩具販売の落ち込みと玩具周辺事業の苦戦が業績に影響を与えた。

 第3四半期までの連結売上高は前年同期比3.6%減の1460億5100万円、営業利益は12.8%減の69億8900万円、経常利益は10.8%減の72億9700万円となっている。
 さらに連結子会社のタカラトミーアーツ(旧ユージン)の事業再編・子会社整理損14億1000万円、投資有価証券損18億5000万円を計上したことから、四半期純利益は39億5300万円と前年同期比で44.3%減となった。

 主力の玩具事業は国内ではクリスマス商戦で高価格帯の商品が一部苦戦したものの、売上高は前年を上回り堅調だった。「リカちゃん ミスタードーナツショップ」や「トミカびゅんびゅんサーキット」、世界最小級の自分専用カラオケBOX「Hi-kara(ハイカラ)」などが人気だった。さらにトレーディングカード「デュエル・マスターズ」の売上が引き続き拡大している。
 しかし、海外では韓国で「トミカヒーロー レスキューフォース」が人気になったが、ヨーロッパ、北米で景気の悪化により売上が大幅に減少した。ヨーロッパでは英国で大手流通チェーン破綻があり個人消費の低迷や取引先への出荷制限が起きた。売上高は29.8%と大幅に減少し、106億1800万円、営業利益は90.9%減の8600万円にとどまっている。
 米国も厳しく、玩具販売の落ち込みと在庫処分などの結果、売上高13億7000万円(前年同期比38.7%減)、営業利益は損失に転じて5億5800万円のマイナスである。その結果玩具事業売上高は、923億2000万円(前年同期比0.4%減)、営業利益は94億8000万円(同3.1%増)になった。

 玩具周辺事業は、「ポケモンバトリオ」が第6弾、第7弾を迎えたが、好調に推移した。しかし、関連子会社の事業が全体に厳しかった。
 トイズユニオンは、任天堂の携帯型ゲーム機やゲームソフトが堅調だったが、利益率は悪化した。また、カプセル玩具事業、玩具菓子事業が苦戦した。市場の低迷に加えて仕入原価の高騰などもあり低迷した。玩具周辺事業の売上高は580億5500万円(前年同期比7.0%減)、営業損失が4億5300万円である。

 こうした結果タカラトミーは平成21年3月期の通期業績見通しを引き下げた。連結売上高はこれまでの1820億円から1770億円、営業利益は67億円から40億円、経常利益は66億円から38億円、当期純利益は53億円から11億円である。いずれも前期の実績を下回る減収減益予想となる。
 今後は来期平成22年度3月期の業績の行方が関心を呼びそうだ。来期についても、今期不振となる欧米市場の動向が業績のキーとなりそうだ。欧米景気の回復はあるのか、今年公開されるか『トランスフォーマー2』の玩具市場に対するインパクトの規模などに注目が集まりそうだ。

タカラトミー http://www.takaratomy.co.jp/

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posted by animeanime at 2009.02.03
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