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 第8回
 クールアニメ
 マーケティング・ヒストリー (4)
  「宇宙戦艦ヤマト」=前編



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2009年02月02日
海外 ]
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 コンテンツ事業のインデックス・ホールディングス(インデックスHD)は、サウジアアラビアの政府系科学技術機関であるKing Abdulaziz City for Science and Technology(キング・アブドゥルアジズ科学技術都市:KACST)と共同で、アニメやCG、ゲームなどのデジタル産業の育成事業を行なう。
 サウジアラビアに人材育成を目的としたマルチメディアテクノロジーセンター(仮称KACST-INDEX Multimedia Technology Center of Excellence(KIMTC))を共同設立し、運営を行う。インデックスHDとKACSTは基本契約を締結し、今後の事業に取り組む。

 インデックスHDによれば両社のプロジェクトは、中東地域でアニメーション、コンピュータグラフィック、コンピュータゲームなどの幅広いマルチメディア、デジタルコンテンツ産業の人材育成プログラムを提供するものとなる。
 また、この人材育成プログラムを通じて、同地域でオリジナル作品を製作できる環境構築を目指す。まだ、オリジナルのエンタテイメントコンテンツの制作が少ない中東で、新たな産業振興が行なわれる。

 中東地域は原油などの生産により、各国政府は豊かな財政状態となっている。しかし、将来的に資源が枯渇するとみられるため、各国は原油販売で得た資金を新たな産業育成に投資している。
 観光立国、金融立国で知られるドバイ、中東の金融センターを目指すバハレーン、巨大な博物館を建築するアブダビなどこうした投資は数多い。こうした中で中東の国々が新たに注目しているのが、コンテンツ産業である。最も活発な動きをしているドバイは、独自の映画祭や、コンテンツマーケットも開催する。

 今回のインデックスHDとの共同事業で、中東の大国であるサウジアラビアもまたこうしたコンテンツ産業を目指していることが判る。従来はこうしたプロジェクトは欧米の企業に向けられがちであった。しかし、インデックスは、日本の独自の強みを活かしたうえで、アニメ、ゲーム、CGと幅広い分野のグループ会社のノウハウを提供することでサウジアラビア市場に喰いこんだかたちだ。
 中東では子供人口が多いうえ、エンタテイメントの多くは輸入によるものである。一方で、宗教などの違いにより、欧米や東アジアとは異なる独自のコンテンツのニーズがあり、この分野の将来性は高い。

 インデックスHDは既にサウジアラビアの首都リヤドに、現地子会社のインデックス・ミドルイーストを保有している。日本のコンテンツ関連企業は珍しい、中東地域に拠点を持つ会社である。今回の共同事業も、このインデックス・ミドルイースト通して行う。
 また、共同事業にあたってインデックスHDは、アニメのマッドハウス、3DCGのダイナモ・ピクチャーズ、ゲームのアトラスなどのグループ会社から各分野の専門家をサウジアラビアに派遣する。日本の専門家が直接、指導にあたる。

 インデックスHDはサウジアラビアでの共同事業を核に、現地企業とのコラボレーションを行い、中東地域でのビジネス拡大を図るとしている。
 既にインデックスHDはグループ会社を通じて、米国や中国、東南アジアでのビジネスを拡大している。今後はこれに中東を加えることで、さらにグローバルな体制を目指すことになる。

インデックス・ホールディングス http://www.index-hd.com/
King Abdulaziz City for Science and Technology
http://www.the-saudi.net/saudi-arabia/kacst.htm

マッドハウス http://www.madhouse.co.jp/
ダイナモ・ピクチャーズ http://dynapix.jp/
アトラス http://www.atlus.co.jp/

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posted by animeanime at 2009.02.02
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