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 第8回
 クールアニメ
 マーケティング・ヒストリー (4)
  「宇宙戦艦ヤマト」=前編



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2009年02月21日
マーケティング ]
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 米国最大手のAV・IT機器の量販店であるベストバイ(BestBuy)が、日本のアニメの販売商品点数を大幅に減らすことが明らかになった。米国のアニメ情報サイトであるアニメニュースネットワーク(Anime News Network)とポップカルチャー業界情報のICv2が、それぞれ異なる業界筋の情報として伝えている。
 ベストバイはAV・IT機器だけでなく、CD、DVD、BDも幅広い商品を取り扱っているため、オーディオ・映像ファンに人気が高い店である。ウォルマートを除けば、米国で最も日本アニメのパッケージ商品を販売している流通チェーンだとみられる。

 報道によれば、ベストバイは自社チェーンの小売店を、従来どおり日本のアニメを幅広く取り扱う店とアニメについてはベストセラー商品だけを取り扱う店をランク付けし、主に3種類に切り分ける。従来どおりのラインナップを並べるのは全体の20%以下のおよそ200店舗、さらに別の20%はアニメのDVD・BDはトップ20の作品しか扱わない。残りの店舗がその中間となる。
 今回の決定は、先日、米国コミックス・マンガの専門店向け取次ぎ最大手のダイヤモンド・コミック・ディストリビューター(Diamond Comic Distributors, Inc.)が、日本マンガ出版大手のVIZメディアの取扱マンガ・アニメおよそ1000点をカットすると伝えられたのに続くものである。大手流通・小売での日本コンテンツ離れが続いていることになる。

 こうした動きは、現在の不景気の影響が大きい。ベストバイは昨年のクリスマス商戦で売上高が前年比で2桁マイナスになっている。1月の希望退職者の募集に続いて、2月20日には社員250人のレイオフを実施した。
 同社は2月決算のため、通期決算の締めを目前にしている。決算に向けて、一気に事業のリストラを進めているようだ。マイナーカテゴリーの事業縮小は、豊富な品揃えで顧客にアピールする力を殺ぐが、リストラとしては即効性のある効果が期待できる。

 これ以外にも、マンガ小売の主要な流通を担ってきた書籍チェーン店のボーダーズの経営も芳しくなく、一般書店を通したマンガ販売も勢いを失っている。同社も同様のマイナータイトルの削減に、いつ踏み切ってもおかしくない状態だ。
 日本のアニメやマンガは米国のコンテンツに較べて流通や小売店への販売力が弱いと見られてきたが、今回の不況でそうした弱みがいっきに表面化した。
 一方で、そうした店舗で商品の購入をしていたファンの需要が、今後、どこに向かうのかも気になるところだ。そして、そのかなりの部分がアマゾン・ドットコムやアニメ専門のネット通販ライトスタッフ(Right Stuf )に行く可能性は高い。米国でのアニメやマンガ販売のネットショップ依存が今後は強まりそうだ。

アニメニュースネットワーク http://www.animenewsnetwork.com/
Best Buy to Change DVD Strategy

ICv2 http://www.icv2.com/
Best Buy’s New Anime Strategy

ベストバイ(BestBuy) http://www.bestbuy.com/

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posted by animeanime at 2009.02.21
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