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2009年02月19日
米国 ]
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 昨年暮れからコナミ デジタルエンタテイメントとアッパー・デックの間で続いていた海外の『遊戯王』トレーディングカードを巡る混乱が、解決に向いそうだ。
 この問題について報道を続ける米国ポップカルチャー業界誌ICv2が2月17日に、アッパー・デック エンタテイメントは、今後は『遊戯王』トレーディングカード関連のゲーム大会とイベントを一切行なわない方針だと伝えている。一方、コナミが、新たに関連大会とイベントを運営する方針だという。

 コナミとアッパー・デックの対立は、昨年12月にコナミ デジタルエンタテインメントが『遊戯王』TCGの全世界の事業引継ぎを発表したことから始まる。これに対して北米とヨーロッパで同事業を展開していたアッパー・デックが、一方的なライセンス契約終了は不当として反発していた。
 コナミが独自で北米事業展開の開始を準備する一方で、アッパー・デックも事業を継続するなど、泥沼化の様相を見せていた。

 しかし、アッパー・デックによる『遊戯王』TCGの偽造カード疑惑が報じられ、さらにコナミがアッパー・デックに対する新作カードの供給を停止したことで形勢が大きく変わった。新作カードを供給出来ないアッパー・デック のビジネスに支障が見られるようになったからだ。
 さらにTCGファンの間でも、コナミによる新しい『遊戯王』TCG体制を受け入れるムードが高まった。こうした状況からアッパー・デックは、『遊戯王』TCG事業を断念することにしたようだ。アッパー・デックは、北米でのトップクラスの実績を持つTCGブランドを失うことになる。

 今回、北米事業に関しては、全面勝利ともいえるコナミだが、同社の今後の事業運営にも懸念がないわけでない。その最大のものは、今回アッパー・デックが継続を断念したゲーム大会とイベントの運営である。
 商品の販売自体は人気商品ということもあり、現在の流通が積極的に扱うとみられる。しかし、ゲーム大会は全米各地で行なわれており、地域の会場やコンベンションなどとのつながりも必要となり、ノウハウが必要だ。これまでそうした経験がないコナミにとっては、大きなチャレンジになる。

 それでも自らが北米での事業を展開せざる得なくなったコナミにとっては、大きなチャンスでもある。日本のコンテンツ関連企業が最も入り込めないのは、こうした全米レベルの草の根的な活動だからだ。
 もし、今回コナミが『遊戯王』TCGを通じてそれを築くことが出来れば、他の日本企業に対しても、現地企業に対しても大きなアドバンテージになるに違いない。

ICv2 http://www.icv2.com/
Upper Deck Cancels Its 'Yu-Gi-Oh!' OP

コナミ デジタルエンタテインメント(日本)
http://www.konami-digital-entertainment.co.jp/

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posted by animeanime at 2009.02.19
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